※こちらの記事はホームページを自分で作成される方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!
ヨウ子さん、前回は「コンテンツSEO」対策の前半について説明しましたが「対策キーワード」は決まりましたでしょうか?
良かったです!
「コンテンツSEO」後半は、前半で選定したキーワードをもとに記事を書いていく手順を説明していきますので、しっかりと覚えておいて下さいね!
それと「コンテンツ(記事)」作成は、【固定ページ】ではなく【投稿】で作成して下さいね!
では、美ヨウ部【How to Blog】の第5シリーズのホームページ作成編
「コンテンツSEO対策」における記事の書き方を解説していきます!
「SEOコンテンツ(記事)作成」の流れを確認
では「コンテンツSEO」流れの復習ですが、②「キーワード」を選定するまで前回記事で説明していますので、今回は③「コンテンツ(記事)構成案」の作成から説明していきます。
①「3C分析」
ヨウ子さんは以前一番最初の「コンセプト決め」でおこなったものになります。
【サロン開業編:エステサロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を解説】
「3C分析」とは、マーケティングの基本「Customer:顧客・市場」「Competitor:競合」「Company:自社(サロン)」の3つの要素からなる「分析」方法になります。
分析では、「お客様ニーズ」と「サロン」がマッチしそうな「対策するキーワード」を洗い出します。
②「キーワード」を選定する
「3C分析」で出て来た「対策キーワード」を軸に「リスト化」していきます。
※今回の記事はここから
③「コンテンツ(記事)構成案」の作成
検索上位表示を狙うためには、コンテンツ(記事)を作成する前にどのような構成で、「コンテンツ(記事)」を作成するのかを先に決めておきます。
「コンテンツ構成案」は、コンテンツ(記事)の設計図といった感じです。
④「内部SEO」を意識した文章構成
「検索エンジン(グーグルロボット)」に評価されやすい構成になっているか?また、閲覧者にとって「読みやすい文章」になっているか?を確認しながら書いていきます。
⑤SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定
選定した「キーワード」が適切に入ったタイトルや本文になっているか?に加え、「オリジナリティ(独自性)」「最新の情報」を意識して書いていきます。
⑥「対策キーワード」の順位を計測する
外部の無料サイトで「対策キーワード」の表示順位の計測をおこないます。
⑦「リライト(書き直しや修正)」をする
「対策キーワード」の表示順位が上がらないや、アクセスが集まらない場合は「リライト(書き直しや修正)」をおこないます。
③「コンテンツ(記事)構成案」の作成
「コンテンツ構成案」は、コンテンツ(記事)を作成していく上での設計図になります。
「コンテンツ構成案」が曖昧だと、コンテンツのジャンルや内容まで曖昧になってしまします。
前回記事をお読み頂き実践して頂いた方は、ほとんど既にできていますので安心して下さい。
コンテンツを増産していくにあたり「カテゴリー分け」ができていないと、特化したコンテンツができません。
ここで大事なのは「専門性に特化したコンテンツ」が重要になってきます。
例えば、「フェイシャルサロン」のコンテンツ記事で、「脱毛」の事について記事があったとしても専門性はありませんよね?
フェイシャルサロンであれば「肌悩み別」のコンテンツがあった方が専門性がありますよね!
先程の脱毛の事を記事にしても意味がないわけではありませんが、誰の為に何を発信しているのか?本末転倒です。
フェイシャルサロンであれば、前回「キーワード設定」で分けたカテゴリー別にコンテンツをもう一段細かく構成して下さい。
図で見て頂いた方が早いと思いますので、下記をご覧ください。
「お肌に特化したコンテンツ」が大元にあり、「今すぐ客」にアプローチする最優先作成記事はサロンのメニューコンテンツを各10記事以上作成して下さい。
後は「見込み客」にアプローチするお役立ちコンテンツになります。
その中でも、「今すぐ客」に関連性が高い記事から順番に作成していきましょう。
上記の図は「Edrawmind」というマインドマップを使用しています。
コンテンツの構成を整理するのに便利なツールです。
インストールが必要ですが、無料ですのでURLを貼っておきます。
【Edrawmind】
前回の「コンテンツSEO」シートと合わせて管理しておくと、「対策キーワード」の重複もなくなりますし、どこの内容が足りていないか管理がしやすくなります。
ヨウ子さん、コンテンツ記事の構成はイメージ出来ましたでしょうか?
良かったです!
④「内部SEO」を意識した文章構成
「内部SEO」を意識した文章校正は、「内部SEO対策」記事でおこなっていますが復習として確認していきましょう。
「内部SEO対策」がまだの方は先に下記の記事をご覧ください。
【「内部SEO対策」エステホームページで上位表示を狙う設定手順を解説】
ヨウ子さんは大丈夫ですね?
「検索エンジン(グーグルロボット)」に評価されやすい構成になっているか?
「Googleクローラーの巡回頻度を上げる対策」は既に設定済みなので問題ありません。
・内部リンク(サイト内リンク)の最適化
・パンくずリストの設置
・SSL化と常時SSL化の設定
・XMLサイトマップの作成
閲覧者にとって「読みやすい文章」になっているか?
基本的な文章構成は上から順に
①「タイトル(見出し)」
②アイキャッチ画像(必須)
③目次(なくても良いが、記事が長くなると必要)
④冒頭分(挨拶文)
⑤内容(項目ごとに必ず小見出を使う)
(「内部SEO対策」エステホームページで上位表示を狙う設定手順を解説記事の編集画面)
⑥まとめ・結論(必ずサロンのメニューに誘導する締め方をする)
以上の流れで書くと良いでしょう!
ウェブライティングでは、結論を先に書くことが多いですが、文章を書くことが慣れていない方にとっては難しいと思いますので慣れてきてからでOKです。
結論を先に書くメリットは、見た人にとって問題をすぐに解決できるといったメリットがあり、途中離脱を避けやすくなると言われています。
小手先のテクニックも大事ですが、それより内容の方が重要という事を認識して下さいね。
⑤SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定
SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方とは、選定した「キーワード」が適切に入った「タイトル」や「本文」になっているかが重要になります。
どの部分に選定した「キーワード」を入力していくのか説明していきます。
「タイトル」
「タイトル」に必ず「キーワード」を入れる。
選定した「キーワード」タイトル例
例タイトル【肌質を根本改善するセルマンフェイシャルの結果写真|地名+サロン名】②選定キーワード 「セルマン+地名+ニキビ肌」
例タイトル【ニキビ肌をたった1ヶ月で改善するセルマンフェイシャル|地名+サロン名】
③選定キーワード 「セルマン+地名+口コミ」
例タイトル【口コミ率80%越えの大人気のセルマンフェイシャル|地名+サロン名】
SEOに効果的な「タイトル」の文字数は、だいたい32文字前後が理想になります。
検索結果で表示される「タイトル」の文字数の上限は、32文字から40文字程度で「タイトル」が短すぎると内容が伝わりにくくなります。
また「タイトル」長すぎる場合、後半部分が「…」と省かれて表示されなくなってしまい後半部分に入力したキーワードが省かれてしまうと、クリック率が下がってしまう傾向にあります。
※表示端末がパソコンかスマホかによっても、検索結果に表示される文字数が変わります。
コンテンツ(記事)本文
コンテンツ(記事)本文は、「キーワード」について記事を書き進めますので、意識せずとも選定した「キーワード」が入ってきますのでそこまで意識する事はありません。
逆に過剰に「キーワード」入れ過ぎないように注意しましょう。
たまにあるのですが、他のサイトやホームページから丸パクリの本文を見かけますが、絶対に丸パクリはやめて下さい。
他店にはない「オリジナル」の文章を意識して、「最新」の情報を書きましょう。
「見出し」
「見出し(小見出し)」にも1つ以上は「キーワード」を使用するようにしましょう。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、検索結果画面で「タイトル」下に表示される投稿内容の説明文になります。
メタディスクリプションの文字数は、パソコンで約120文字、スマホで約70文字まで検索結果の「タイトル」下に表示されます。
「タイトル」に比べて文字数が多いため、複数回キーワードが入力してもOKですが、できるだけ文章の最初のほうに「キーワード」を入れておきましょう。
記事(投稿)編集画面の「SEO SIMPLE PACK」の設定
記事編集画面の本文入力欄の下に「SEO SIMPLE PACK」の設定欄がありますので、下記のように設定して下さい。
※「SEO SIMPLE PACK」の設定欄下に「SKINテーマ」のメタタイトルとメタディスクリプションの設定欄がありますので、こちらも入力しておきましょう。
SEOを意識した内部設定も入力する欄が設けられておりますので、非常に便利で使いやすくなっています。
⑥「対策キーワード」の順位を計測する
コンテンツ記事が完成し、「投稿」が完了したら選定した「キーワード」で何番目に表示されているのか順位を計測していきます。
無料サイトでオススメは「SEOチェキ!」になります。
【無料SEOツール:SEOチェキ!】
試しに下記のURLを入力して見てみましょう!
【https://lux-esthe.com/blog-10/】
「タイトル」「ディスクリプション」「キーワード」「H1」も問題なく表示されているのでOKです。
肝心の計測順位を見ていきます。
現在日時で記事を投稿して1週間ほどですが「インデックス数」が1になっており、Googleに「記事」が登録されたことを表しています。
順位も「Google検索」で3位に入ってますね!
Yahoo!は無視で大丈夫です。
そこそこ良い感じです!
検索順位は日々変動しますので、計測した日付とGoogle順位を「コンテンツSEOシート」に忘れず入力しておきましょう。
※「インデックス」されていないと、順位は「圏外」になります。「インデックス」を早くする方法は後日説明します。
ヨウ子さんもできますので頑張りましょう!
今回の「キーワード」はそこまで検索ボリュームはないですが、検索されるボリューム数(調べられる数)が多いと、これだけでも結構アクセス数は稼げます!
こんな感じで1つ1つのコンテンツ(記事)にアクセスが集まりだすと、ホームページ全体の表示順位が上がってきますので、結果として「エリア+メニュー」で調べた時に上位に表示されるようになり、集客できるホームページになってくれるという仕組みです。
ただし、今回計測したコンテンツ(記事)も内容が良くありませんので、修正が必要になります。
コンテンツ内容が良くない、悪い場合は当然集客できませんから見た人にとって「有益」な情報である事を意識して下さいね。
⑦「リライト(書き直しや修正)」をする
先程の「URL」は検索順位が3位と良かったですが、2~3カ月しても「対策キーワード」順位が「圏外」や「20位~30位」が続く場合には、「リライト(書き直しや修正)」が必要になります。
私が教えている方からたまに「対策キーワード」の順位が上がりません。と質問があるのですが、間違っても「フェイシャルエステ+東京」や「フェイシャルエステ+大阪」などの広範囲で検索ボリュームが大きすぎる「ビックキーワード」はやめて下さい。
作ったばっかりのホームページで検索上位に入ることはほぼ不可能ですので、必ず対策する地域は「サロンの近隣エリア名(駅名)」で対策して下さい。
順位を改善するポイント
改善するポイントは大きく4つありますので、紹介していきます。
①「対策キーワード」は本当に適切か?
②「タイトル」は魅力的か?
②文章の文字数が最低1,000文字以上になっているか?(目標3,000文字)
③コンテンツ記事数が30記事以上あるか?
④SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定ができているか?(見直し)
特に③30記事ない状態で「リライト(書き直しや修正)」しても意味ない訳ではないですが、細かな修正より、コンテンツ(記事)を先に30記事作成してからにしましょう!
内容が良い記事が増えると、内部リンクの効果でホームページの直帰率も下がり、回遊率が向上しホームページの評価が上がりやすくなります。
ヨウ子さん、検索表示順位を上げる為には、先にお伝えした最低でも30記事程度の量が必要になりますので覚えておいて下さいね!
少し長い記事になりましたが、以上で「コンテンツSEO対策」についての解説は終わりになります。
ではまとめていきます。
まとめ
今回もここまで記事をお読み下さりありがとうございました!
前半は「コンテンツ(記事)」を書く前の「分析」と「対策するキーワード」をご紹介しましたが、皆さんは「キーワード」はたくさんでてきましたでしょうか?
「キーワード」がたくさん出てきた方は、すごく優秀です!
少ししか「キーワード」が出なかった方は、「サロンコンセプト」から考え直して下さい。
また自分だけの意見ではなく、友人や知人にサロンを選ぶ際にどのような「キーワード」で検索するかも聞いてみて下さい!
「分析」は「対策キーワード」を明確にする為の大事な作業になりますので、必ずおこなって下さい!
「今すぐ客」にアプローチする「対策キーワード」は「メニュー+地名+〇〇」です!
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また記事が「参考になった!」「良かった!」と思われる方は、ぜひ周りの方に教えてあげて下さいね!
たくさんの方にシェアして頂ければ私もこの記事を書いた甲斐があります!
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https://biyou-bu.com/web-site/seo-content/
まとめです。
③「コンテンツ(記事)構成案」の作成
コンテンツを増産していくにあたり「カテゴリー分け」をし、「専門性に特化したコンテンツ」を作成する事が重要。
「今すぐ客」に関連性が高い記事から順番に作成すること。
④「内部SEO」を意識した文章構成
「検索エンジン(グーグルロボット)」に評価されやすい構成になっているか?
「Googleクローラーの巡回頻度を上げる対策」は既に設定済みなので問題ありません。
・内部リンク(サイト内リンク)の最適化
・パンくずリストの設置
・SSL化と常時SSL化の設定
・XMLサイトマップの作成
閲覧者にとって「読みやすい文章」になっているか?
基本的な文章構成は上から順に
①「タイトル(見出し)」
②アイキャッチ画像(必須)
③目次(なくても良いが、記事が長くなると必要)
④冒頭分(挨拶文)
⑤内容(項目ごとに必ず小見出を使う)
⑥まとめ・結論(必ずサロンのメニューに誘導する締め方をする)
以上の流れで書くと良いでしょう!
⑤SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定
「タイトル」に必ず「キーワード」を入れる。
コンテンツ(記事)本文は、「キーワード」について記事を書き進めますので、意識せずとも選定した「キーワード」が入ってきますのでそこまで意識する事はありません。
逆に過剰に「キーワード」入れ過ぎないように注意する事と丸パクリはやめましょう。
「見出し(小見出し)」にも1つ以上は「キーワード」を使用するようにしましょう。
メタディスクリプションの文字数は、パソコンで約120文字、スマホで約70文字まで検索結果の「タイトル」下に表示されます。
複数回キーワードが入力してもOKですが、できるだけ文章の最初のほうに「キーワード」を入れておきましょう。
記事(投稿)編集画面の「SEO SIMPLE PACK」の設定
「SEO SIMPLE PACK」の設定欄下に「SKINテーマ」のメタタイトルとメタディスクリプションの設定欄があり両方入力する。
「対策キーワード」の順位を計測する
【無料SEOツール:SEOチェキ!】
「タイトル」「ディスクリプション」「キーワード」「H1」も問題なく表示されているか確認。
「インデックス数」の確認と「Google検索」での検索順位を確認する。
検索順位は日々変動しますので、計測した日付とGoogle順位を「コンテンツSEOシート」に忘れず入力しておきましょう。
⑦「リライト(書き直しや修正)」をする
記事を投稿して2~3カ月しても「対策キーワード」の順位が「圏外」や「20位~30位」が続く場合には、「リライト(書き直しや修正)」が必要。
☆順位を改善するポイント
改善するポイントは大きく4つあります。
①「対策キーワード」は本当に適切か?
②「タイトル」は魅力的か?
②文章の文字数が最低1,000文字以上になっているか?(目標3,000文字)
③コンテンツ記事数が30記事以上あるか?
④SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定ができているか?(見直し)
特に③30記事ない状態で「リライト(書き直しや修正)」しても意味ない訳ではないですが、細かな修正より、コンテンツ(記事)を先に30記事作成してからにしましょう!
以上がまとめになります。
次回は「Googleサーチコンソール(ホームページ順位計測)」について解説していきます。