※こちらの記事は「業務用プラズマ美容機器」を検討されている方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!

ヨウ子さん、最近「プラズマ」の機器を見かける事がかなり増えてきましたね!

「効果」が出しやすいとして、エステだけではなく、クリニックでも導入が進んでいますね!
一方「プラズマ」は良いと聞くけど、実際には「どのプラズマ機器を選べばいいのか分からない」「安全性に不安がある」と悩むサロンオーナー様も多いのではないでしょうか?
「プラズマ機器」の種類はさまざまで、価格もピンキリです。
見た目は同じようでも、プラズマの発生方式や効果の出方、安全基準には大きな差があるのが現実ですね!
導入後に「思っていた効果が出ない」「オゾン臭がすごい」などのクレームやトラブルを避けるためにも、プラズマ美容機器の選び方には注意が必要になります。
ヨウ子さん、質問です!
美ヨウ部で取り扱っている「業務用プラズマ機器」と扱っていない「業務用プラズマ機器」の違いはわかりますでしょうか?

正直にありがとうございます!
では早速、今回のタイトルにも記載している通り、「業務用プラズマ美容機器選びに大事なポイントとは?」を玄人寄りの内容で説明していきます!
※こちらの記事は、美容機器比較ではありません。「業務用プラズマ機器」を選ぶ際のポイントを解説したマニアックな記事になっています。
最適かつ最高のパートナーとなる1台を選ぶための参考に、ぜひ最後までご覧くださいね!
業務用プラズマ美容機器選びのここが1番重要!【結論】
早速結論からお伝えすると、美ヨウ部で取り扱っている「業務用プラズマ美容機器」と「その他業務用のプラズマ機器」の違いは、
「オゾン」が発生しているか、していないかの違いになります!

思い出して頂けたみたいで良かったです!
美ヨウ部で取り扱っている「業務用プラズマ美容機器」は「プラズマスター」と「リブセラ」の2種類ありますが、これらの機種は「アーク方式」という方法で「プラズマ」を発生させています。
「アーク方式」のプラズマ発生割合は100%で、純粋な「プラズマ」になります!
その他の機器は「DBD方式」という方法で「プラズマ」を発生させています。
「DBD方式」は「オゾン」を伴った「プラズマ」発生方式です。
オゾン濃度(ppm)には十分注意が必要になります。
また、「DBD方式」の「プラズマ」の発生割合は平均すると20~30%程しか発生しておらず、残りの大半が「オゾン」になります。

はい!そういう事になります。
私自身も展示会で、色々な「プラズマ美容機器」を体験しますが、だいたい「オゾン臭」がするモノばかりの印象があります。
次に「オゾン」の危険性について説明していきます。
「オゾン」を発生する「プラズマ機器」は要注意!?
プラズマを発生させるためには、現在「アーク方式」と「DBD方式」があり、現在販売されている「プラズマ美容機器」の大半は「DBD方式」になります。
そもそも、なぜ「オゾン」が発生すると良くないのか?
下記の表をご覧ください。
オゾン濃度(ppm)人体への影響
オゾン濃度(ppm) | 状態 | 人体への影響 |
0.01〜0.05ppm | 微量(自然界・清浄な空気) | 無害。森林などに自然に存在。爽やかに感じる程度 |
0.1ppm | 安全許容濃度(日本の労働安全基準) | 長時間の暴露でも基本的に安全とされる。 |
0.2 ppm〜0.5ppm | やや高濃度 | のどや目の刺激を感じ始めることがある。 |
1ppm以上 | 高濃度 | 明確な刺激。咳、息苦しさ、目の痛みなど。長時間の吸引で健康被害。 |
5ppm以上 | 危険 | 急性中毒のリスク。肺にダメージ、命に関わる可能性もあり。 |
「オゾン臭」を感じる濃度
0.01~0.02ppm:敏感な人は多少のオゾン臭を感じる場合があります
0.02~0.05ppm:オゾン特有の臭いがわかるようになります
0.1ppm:明らかなオゾン臭を感じ、鼻や喉に刺激を感じる人がいます
0.2~0.5ppm:3~6時間の曝露で視覚低下が起こる可能性があります
0.5ppm:上気道に明らかな刺激を感じる
参照:許容濃度等の勧告(2023年度)日本産業衛生学会(27ページ)
この記事では記載はしませんが、他社で取り扱っている「プラズマ美容機器」をオゾン測定器で計測した際に、基準値をはるかに超えた「オゾン臭がかなり強い」高濃度の機器もありましたので、注意が必要です!

そうですね!
ヨウ子さんも、以前展示会で「プラズマ機器」を数社体験されたみたいですが、その時「オゾン臭」はありましたか?

クリニックで使用されているオゾン濃度が管理された医療機器ならともかく、エステで「DBD方式」の「プラズマ美容機器」は「効果が弱い」だけならまだしも、オゾンによる健康被害も懸念されますので、検討される際は注意が必要です。
そもそも、販売している側の人間が、「アーク方式」か「DBD方式」かも知らないという事も非常に多いです。
皆さんはくれぐれも「無知」なメーカーや営業からの購入は控えて下さいね。
後で必ず後悔することになります。
「美容プラズマ」の美肌効果とは?
純粋な「プラズマ」の美肌効果を簡単に説明していきます!
電位バランスを調整し根本から肌質を改善
若く元気な細胞には、プラス(+)とマイナス(-)の電位が均等に配列されていますが、老化や紫外線などの影響によって配列が乱れてしまいます。
この配列が乱れた状態が、肌表面でいう「肌トラブル」が起きている状態になります。
プラズマを照射することで、お肌の各細胞に作用し、様々な電位の分布バランスを正常に整えます。
細胞内のエネルギー量が増えることで肌の免疫力が強化され、私たちの身体に本来備わっている自己治癒力を引き出すことで、「高いエイジングケア効果」や「肌トラブル改善」が期待できます。
ベビーコラーゲンの生成促進
細胞1つ1つの電位バランスを正常化する事で、「コラーゲン生成」にも良い影響を与えてくれます。
年齢を重ねると、「コラーゲン」の中でも王様と呼ばれる「Ⅲ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)」の生成は衰えてきますが、細胞自体が正常化する事で「Ⅲ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)」の生成を促進してくれるようになります。
「Ⅲ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)」の生成を促進させることで、特に「シワ改善」に強い効果を発揮します。
特筆すべき点は、その場だけの効果ではなく「持続力」が高く、戻りにくいという事が、お客様に喜ばれるポイントになります。
美容有効成分の深部浸透
従来のポレーションやイオン導入などの美容機器と比べ、プラズマを細胞レベルまで極微細化したことにより、細胞への刺激をいっさい与えることなく有効成分の浸透効果だけを高めることが可能です。

そうですね!
これが「アーク方式」のプラズマ美容機器の効果になります!
「DBD方式」のプラズマ美容機器では、こうはいきません。
出力されている大半が「オゾン」になりますので、「ニキビ」には効果的といった事ぐらいになります。
先程も説明しましたが、「オゾン」はリスクが伴います。
お肌に良い事をしているつもりでも、実際は「美肌」とかけ離れた事をしているという事を理解して欲しいところですね。
クリニックは「プラズマシャワー」と言う名前で、「ニキビ治療」に用いられていますが、あくまでもニキビを治す「治療」として使われていますので目的が違います。
プラズマ複合美容機器には注意が必要!
それともう1点、「業務用プラズマ美容機器」を選ぶ際にお伝えしたい事がありますので説明していきます。
「業務用プラズマ美容機器」の中でも、たくさんの機能が付いた「複合美容機器」を見かける事もありますが、こういった機器は特に注意が必要です。
「複合美容機器」はたくさんの機能が付いているので、一見魅力的思う事もあるかと思いますが、購入はおすすめできません。
先程の「プラズマ」の効果でもお伝えしましたが、美容液などの導入には「プラズマ」が圧倒的に優れているにも関わらず、「ポレーション」や「超音波」などの機能が付いた複合機器があります。
ハッキリ言って「全く不要」な機能です。
「プラズマ」の事を全く理解していないと言って良いでしょう。
そんな方から、皆さんは大事な美容機器を購入したいと思いますか?

「今年発売された最新の多機能プラズマ機種です!今なら安くできますよ!」みたいな営業トークにつられて購入しないで下さい。
後悔しかしません。
こういった「たくさん機能がついた複合美容機器」は量産型の「中国製」に見られる特徴のひとつになります。
「国産」や「国内製造」とうたって販売しているメーカー(ディーラー)であっても、中身は90%以上が安価な中国製になります。
もし皆さんの検討している「プラズマ機器」がたくさん機能の付いた複合機器なら下記のサイトを一度ご覧ください。

本体の形は違う形でも、アタッチメントが上記のサイトに掲載されているモノと同じなんて事も多々あります。
その場合、本体の外側部分だけ変更して販売しているという事になります。
業務用プラズマ美容機器を選ぶ際のポイントまとめ
「業務用プラズマ機器」の購入する際に抑えるべきポイントを手短にまとめていきます!
「アーク方式」と「DBD方式」の違いは説明されたか?
「オゾンのリスク」は説明されたか?
「アーク方式」のプラズマ機器か?
ポレーションや超音波の機能はついているか?※注意
上記とは別に、メーカーや販売会社のサポートもとても大事になってきます!
事前にどこまでサポートしてもらえるか必ず確認をして下さい。
担当が購入してもらいたい一心で、やりもしないサポート内容を言ってくる場合もありますので、購入後のサポート内容は紙でもらうようにしましょう。
※私のお客様でよく聞くのが「購入するときだけ良い事言って、いざ購入すると何もしてくれない。」と言う担当や会社が多いので皆様はくれぐれも注意して下さいね。

残念な事に、良くある話です。
最後に、美ヨウ部で取り扱っている「プラズマ機器」を紹介させて頂きます。
取扱いの「プラズマ美容機器」は2種類ありますが、どちらも「アーク方式」の「プラズマ機器」になります。
「プラズマスター」
プラズマスターは「業界初のハンドプラズマ」で専用のグローブをはめて施術をおこなう美容機器になります。
「業務用プラズマ機器」の中でも、10指全てからプラズマを出すことができ、最短施術、最速で根本的な「肌質改善」が可能です。
「ハンドEMS」機能も搭載し、手技とEMSを合わせた技術で「小顔メニュー」にも特化しています。
「肌質改善(シワ・ニキビ・毛穴・シミ)」×「小顔(たるみ・リフトアップ)」をカバーできます。
美ヨウ部の納品後のサポート内容
プラズマスターの体験について
あとがき
ここまで記事をお読み下さりありがとうございました!
今回は、「業務用プラズマ美容機器」についてマニアックな話になりましたが、少しは参考になりましたでしょうか?
「プラズマ理論」について、わからず販売しているメーカーや販売会社もたくさんありますので、皆さんは注意して機器を選んでくださいね!
気になる事や、質問などは「LINE」からお問合せ下さい。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また記事が「参考になった!」「良かった!」と思われる方は、ぜひ周りの方に教えてあげて下さいね!
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