※こちらの記事はホームページを自分で作成される方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!
ヨウ子さん、前回はSEO対策の「外部対策」について説明しましたが理解できましたでしょうか?
すばらしいです!
「被リンク効果」はホームページ評価にすごく影響を受ける要素になりますので、「被リンク」を獲得する為にも良質な「コンテンツ(記事)」を作成していきましょう。
今回は「コンテンツ(記事)SEO対策」について説明をしていきます!
少し記事がなりますので【前半・後半】に2部に分けていきます。
では、美ヨウ部【How to Blog】の第5シリーズのホームページ作成編
「コンテンツSEO対策」エステホームページ「キーワード」の選び方を解説していきます!
「コンテンツSEO対策」とは?
「コンテンツSEO」とは、ホームページを見た人の悩み(ニーズ)を解決する為のコンテンツ(記事)を作成し、検索上位表示を目的とした対策になります。
コンテンツ(記事)を、単純に量産すれば良いというわけではなく、見た人の「ニーズ」を満たす、「良質」なコンテンツ(記事)を作ることが最も重要になります。
ホームページを見た人が、コンテンツ(記事)によって問題が「解決」することで、よりたくさんの「今すぐ客」や「見込み客」との接点を作り、関係性を構築し来店へ促すことができます。
「SEO対策」の中でも直接「予約」に繋がる対策になりますので、頑張って「内容の濃い」コンテンツ(記事)を作成していきましょう!
その通りです!
この「How to ブログ」もコンテンツ(記事)になります!
機械や商材の紹介だけでなく、エステ開業を考えている人に向けたコンテンツなんですね!
まだまだコンテンツ不足ですが、これからもお役に立てるようコンテンツを増やしていきますね!
ヨウ子さん、今説明したのは「対策」の目的であって、ヨウ子さんの本来の目的は「お客様数を増やす事」ですからね!
手順を説明していく前に、「コンテンツ作成」の流れと考え方を説明していきます。
「SEOコンテンツ(記事)作成」の流れと考え方
「コンテンツ(記事)」を作成していくにあたって、なんとなく役立ちそうな「コンテンツ(記事)」を適当に作成していく事は絶対にやめて下さい。
後々ごちゃごちゃになってきます。
「スタッフブログ」なら良いですが、「ニーズ」に答える為の「コンテンツ(記事)」ですから、見た人にとって有益な内容か?読みやすさは?管理しやすい「構成(内部SEO)」になっているいるか?が重要になってきます。
では「コンテンツSEO」の流れを説明していきます。
①「3C分析」
ヨウ子さんは以前一番最初の「コンセプト決め」でおこなったものになります。
【サロン開業編:エステサロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を解説】
「3C分析」とは、マーケティングの基本「Customer:顧客・市場」「Competitor:競合」「Company:自社(サロン)」の3つの要素からなる「分析」方法になります。
分析では、「お客様ニーズ」と「サロン」がマッチしそうな「対策するキーワード」を洗い出します。
②「キーワード」を選定する
「3C分析」で出て来た「対策キーワード」を軸に「リスト化」していきます。
③「コンテンツ(記事)構成案」の作成
検索上位表示を狙うためには、コンテンツ(記事)を作成する前にどのような構成で、「コンテンツ(記事)」を作成するのかを先に決めておきます。
「コンテンツ構成案」は、コンテンツ(記事)の設計図といった感じです。
④「内部SEO」を意識した文章構成
「検索エンジン(グーグルロボット)」に評価されやすい構成になっているか?また、閲覧者にとって「読みやすい文章」になっているか?を確認しながら書いていきます。
⑤SEOを意識したコンテンツ(記事)の書き方と内部対策設定
選定した「キーワード」が適切に入ったタイトルや本文になっているか?に加え、「オリジナリティ(独自性)」「最新の情報」を意識して書いていきます。
⑥「対策キーワード」の順位を計測する
外部の無料サイトで「対策キーワード」の表示順位の計測をおこないます。
⑦「リライト(書き直しや修正)」をする
「対策キーワード」の表示順位が上がらないや、アクセスが集まらない場合は「リライト(書き直しや修正)」をおこないます。
①~⑦を最初におこなっておけば、後は「リスト化したキーワード」に沿って「コンテンツ(記事)」を作成していくだけになりますので、必ずおこなって下さいね!
そこまで難しい事はありませんので、順番に説明していきますね。
①「3C分析」
先程の流れで少し触れましたが、「3C分析」とは、マーケティングの基本「Customer:顧客・市場」「Competitor:競合」「Company:自社(サロン)」の3つの要素からなる「分析」方法です。
面倒だなと思うかもしれませんが、「3C分析」を少しおこなうだけでも、「対策するキーワード」が明確になります。
「コンテンツSEO」は「他のサイト(サロン)と比べどうか?」と言う「競合性の要素」が非常に強い対策になります。
簡単に言うと「内部対策(読みやすさ、サイト内リンク、ロボット巡回頻度)」と「外部対策(被リンク・サイテーションの質と数)」と「コンテンツ(記事)の質(タイトル/文章中のキーワード、滞在時間、直帰率)」などを総合評価して、他のサイトやホームページと比べどうか?という事になります。
「市場(業界)の状況」や「競合(他サロン)の状況」を踏まえ「顧客(お客さん)」がどのような「キーワード」で検索するかを把握して「コンテンツ(記事)」作成をおこないます。
また「分析」をしていくうちに、ライバルサロンが発信していないようなニーズの高い「キーワード」が見つかりますよ!
①-1.「顧客」Customer:ペルソナ(仮想のお客様像)の設定
初めにサロンの「見込み客が何を求めているのか?」を知る事が重要なってきます。
「何を求めているのか?」を知る為には「ペルソナ(仮想のお客様像)」の設定が必要になります。
「ペルソナ(仮想のお客様像)」を作ることで、「見込み客」の「抱えている悩み」や「知りたい情報」をイメージしやすくなります。
ヨウ子さんは以前一番最初の「コンセプト決め」でおこないましたね!
「ペルソナ(仮想のお客様像)」設定がまだの方は下記の記事をご覧ください。
【サロン開業編:エステサロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を解説】
①-2.「競合」Competitor:競合サロンを調べる
次に、近隣の競合サロンが「どのような方法」で「どのような内容」のサロンの情報を発信しているのかを調べます。
ネット検索で、自分のサロンメニューと被るサロンを2ページ目まで調べましょう。
検索例:「フェイシャルエステ+地名」
メモ書きでも良いので、競合サロンの「強み」「弱み」や、発信方法や内容などの「特徴」は何か書き出しておきましょう!
書き出し例
Aサロン:検索結果3位
ポータルサイトあり・ホームページあり(コンテンツ(記事)あり、5記事以下)サロンブログあり(月1回更新、スタッフブログがメイン)・SNSあり(週1回更新、メインはインスタ、お客様写真をアップ、フォロワー300人)
→特徴:ポータルサイト、ホームページで集客。
Bサロン:検索結果4位
ポータルサイトなし・サロンブログなし・ホームページあり(コンテンツ(記事)なし)・SNSあり(メインはインスタ、週3回更新、メインはインスタ、結果写真、お客様写真をアップ、フォロワー2,000人)
→特徴:結果写真、お客様写真が豊富で、インスタで集客。
上記のように書き出していくと、自分のサロンでも上手く真似できるものはないか?活かせるものはないか?という事もわかってきます。
AとBのサロンを見ても「コンテンツ(記事)」がない。または弱いので、競合することもなく「コンテンツSEO」をおこなう上で非常にチャンスとも言えます。
また「コンテンツ(記事)」を書いているサロンがあった場合は、どのような内容の「コンテンツ(記事)」を書いているかメモしておきましょう。
①-3.「自社(サロン)」Company:自社(サロン)の分析
自分のサロンの分析も重要な工程になります。
再度、サロンの「強み」「特徴」「メニュー」「商品」をしっかりと把握してください。
サロンの「強み」「特徴」を明確にすれば、競合サロンとの差別化や、見込み客に届けるべき「コンテンツ(記事)」がどのようなものが良いか見えてきます。
箇条書きで良いので、一度書き出せるだけ書き出してみましょう!
ヨウ子さん、は以前おこなっているので簡単ですね?
2.3個しか書き出せない方は、下記の記事をご覧ください。
【サロン開業編:エステサロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を解説】
②「キーワード」を選定する
それでは「キーワード」を書き出していきましょう!
ヨウ子さんの「ペルソナ(人物像)」は確か、
でしたよね?
復習ですが、「ペルソナ」の設定は細かく設定すればすほど「リアルな像」が見えてくると言われています。
全て設定する必要はないですが、できる限り設定し「リアルなお客様像」を作りあげて下さい。
「リアルなお客様像」を作りあげればあげる程、様々な「キーワード」が浮かんできます。
ヨウ子さんが最初に決めた「ペルソナ(人物像)」の場合ですと、
少し考えただけでもこれぐらいの数の「キーワード」が出てきます。
さらに細かく「ペルソナ(人物像)」を設定した場合「キーワード」はもっと増えます。
その通りです!
出て来た「キーワード」はメモやワードに書いておきましょう。
次に、自分のサロンの「強み」「特徴」の「キーワード」を書き出してみましょう!
ヨウ子さんのサロンの「強み」「特徴」は、
ですね?
「強み」「特徴」の「キーワード」は、
まだまだたくさん「キーワード」が出てきますよね?
次に、先程「ペルソナ(人物像)」で出た「キーワード」に自分のサロンの「強み」「特徴」を踏まえた「キーワード」を書き出してみましょう!
「自宅で簡単に乾燥小ジワケアできる化粧品」「月1回で確実に結果を出すフェイシャルエステ」「30代から始める乾燥肌の集中サロンケア」「目元のハリを復活させるホームケア方法」「休日にゆったりプライベート空間で受けるご褒美フェイシャルエステ」など
「キーワード」を組み合わせるとさらに出てきますよね?
ここでポイントです!
②-1.書き出すキーワードを「カテゴリー」ごとに分ける
「キーワード」を書き出していくうちに、整理しきれなくなりますので「カテゴリー」ごに分けて書いていきましょう。
フェイシャルサロンの「カテゴリー」例
①サロンケア
②ホームケア
③スキンケア知識
④美容情報
だいたいこんなはこんな感じになるかと思います。
「②ホームケア」と「③スキンケア知識」は少し被る要素もありますので、一緒にして頂いても構いません。
ブログの「カテゴリー」分けも同様に設定します。
書き出した「キーワード」を管理しやすいくする為にExcelを作成しましたのでご利用下さい。
【コンテンツSEO管理bookをダウンロード】
※クリックするとダウンロードできます。
「キーワード」を元に記事の「タイトル案」を考えます。
「タイトル案」はこちらのシートに入力。
記事が完成すれば「コンテンツSEO」シートに移し替えます。
良かったです!
②-2.エステサロンが最初に「対策するキーワード」
ここまで「ペルソナ(人物像)」やサロンの「強み」「特徴」のお話をしてきましたが、これまでは「見込み客」を集める「対策のキーワード」なります。
わかりやすいイメージとしてはこんな感じになります。
実際に上記の手順を経て「コンテンツ(記事)」を書いてみればわかるのですが、説明した「キーワード」で「集客」するのにはすごく時間がかかってしまします。
そうですよね!
今すぐエステに行きたいと思っている人が、「ホームケアの方法」を調べますか?
違いますよね!
エステを探している大体の方は、「メニュー+地名」で調べるんです。
ただし、競合サロンが多い場合、作りたてのホームページでは「表示順位」は間違いなく負けてしまします。
そこで登場するのが、「ロングテール(複合キーワード)SEO」になります。
②-3.「ロングテールSEO(複合キーワード)」
「ロングテールSEO」は、2つ以上の単語で構成される「キーワード(複合キーワード)」で、検索する人が求める「コンテンツ(記事)」を作成してアクセスアップと「メインキーワード」の表示順位向上を狙う対策です。
「複合キーワード」のアクセスは、コンテンツ(記事)内容が限定される為「メインキーワード(メニュー+地名)」に比べ少なくなりますが、競合となるコンテンツ(記事)が少なく、長期間の安定したアクセスアップが可能になります。
初心者の方にとって、1コンテンツ(記事)で1日300アクセスは難しですが、10コンテンツ(記事)で1日各30アクセスの方が簡単です!
「対策キーワード」は「サロンのメニュー+地名+〇〇」
「複合キーワード」で「今すぐ客」にアプローチする為には、「対策するキーワード」を「サロンのメニュー+地名+〇〇」でコンテンツ(記事)を作成していきます!
そうすることによって、「サロンメニュー+地名」の上位表示がされやすくなり、結果として「集客」しやすくなるという事です!
「地名」ですが、「都道府県名」は避けて下さい。エリアが広すぎて、検索順位が上がりにくいですし、探している人もそこまで広域で調べません。
例えば「大阪」なら、「梅田」「心斎橋」「なんば」などの「エリア名(主要駅名)」を入れて下さい。
では「〇〇」の部分を説明していきますね!
ヨウ子さん、サロンの「看板メニュー」は何になりますでしょうか?
ありがとうございます!
「セルマン+地名」でネット検索した時に、サロンのホームページを上位表示させたいですよね?
「セルマン+地名」で上位表示させたい場合は、「メニューページ(固定ページ)」だけでは、弱いので「補足でコンテンツ(記事)を作成」します。
大事なところになりますので必ずメモをとって下さいね!
メモ「メニュー+地名+○○」
「対策キーワード」を「セルマン+地名+効果」「セルマン+地名+経過写真」「セルマン+地名+施術内容」「セルマン+地名+価格」「セルマン+地名+回数」「セルマン+地名+痛み」「セルマン+地名+敏感肌」といった感じで「補足でコンテンツ(記事)」を最低でも5記事作成します!
他にも、「セルマン 体験」「セルマン お試し」「セルマン 肌荒れ改善」「セルマン ビニール肌」「セルマン 口コミ」「セルマン ピーリング効果」「セルマン 化粧品どこで買える」「セルマン 施術頻度」など、自分がサロンを調べたり、行きたい時に検索する「キーワード」をイメージすると良いかと思います。
※「キーワード」の順番は入れ替わっても問題ありません。
作成したコンテンツ(記事)から「メニューページ(固定ページ)」への「内部リンク」も必ず設定します。
コンテンツ(記事)から「メニューページ(固定ページ)」へ流していくイメージです。
そうです!
当然コンテンツ(記事)が多ければ多いに越したことがありませんが、内容文が500文字以下やスマホの1スクロールで終わるような薄っぺらいコンテンツ(記事)は避けて下さい。
文字数としては、1コンテンツ(記事)2,000~3,000文字程度が理想です。
さらに文字だけでなく、画像もある方が読みやすいです。
最初から完璧に仕上げるのは難しいですが、練習して慣れていくしかありませんのでコツコツやっていきましょう!
初めに「対策するキーワード」がわかったところで、前半は以上になります。
まとめ
今回もここまで記事をお読み下さりありがとうございました!
前半は「コンテンツ(記事)」を書く前の「分析」と「対策するキーワード」をご紹介しましたが、皆さんは「キーワード」はたくさんでてきましたでしょうか?
「キーワード」がたくさん出てきた方は、優秀です!
少ししか「キーワード」が出なかった方は、「サロンコンセプト」から考え直して下さい。
「分析」は「対策キーワード」を明確にする為の大事な作業になりますので、必ずおこなって下さい!
「今すぐ客」にアプローチするには「メニュー+地名+〇〇」ですよ!
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また記事が「参考になった!」「良かった!」と思われる方は、ぜひ周りの方に教えてあげて下さいね!
たくさんの方にシェアして頂ければ私もこの記事を書いた甲斐があります!
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まとめです。
「コンテンツSEO対策」とは?
「コンテンツSEO」とは、ホームページを見た人の悩み(ニーズ)を解決する為のコンテンツ(記事)を作成し、検索上位表示を目的とした対策になります。
見た人の「ニーズ」を満たす、「良質」なコンテンツ(記事)を作ることが最も重要。
①「3C分析」
ヨウ子さんは以前一番最初の「コンセプト決め」でおこなったものになります。
【サロン開業編:エステサロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を解説】
「3C分析」とは、マーケティングの基本「Customer:顧客・市場」「Competitor:競合」「Company:自社(サロン)」の3つの要素からなる「分析」方法。
分析では、「お客様ニーズ」と「サロン」がマッチしそうな「対策するキーワード」を洗い出します。
②「キーワード」を選定する
「3C分析」で出て来た「対策キーワード」を軸に「リスト化」する。
書き出すキーワードを「カテゴリー」ごとに分けて、エクセルなどでリスト化し管理する。
エステサロンが最初に「対策するキーワード」は「サロンのメニュー+地名+○○」。
以上がまとめになります。
次回は残りの「コンテンツSEO対策【後編】」について解説していきます。