※こちらの記事は美容サロンを開業されている方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!
ヨウ子さん、前回の「MEO対策.1」の内容は覚えていますでしょうか?
良かったです!
今回は前回の続きになりますので、忘れた方は復習も兼ねて前回の記事を見返して下さい!
「MEO対策.1」をご覧になられていない方は先に下記の記事をご覧ください。
【MEO対策とは?表示順位の仕組みから対策キーワード選定を解説】
では、美ヨウ部【How to Blog】の第6シリーズのGoogleビジネスプロフィール編
美容サロンに特化した「MEO対策2のMEO対策の方法と手順」について説明していきます!
Google MEO対策の手順※必殺技はありません
前回の記事で「MEO対策」は対策できる部分と対策できない、しにくい部分があると説明しましたが、
対策できる部分の「関連性」の対策方法を順番に説明していきます。
それと先に断っておきますが、ご紹介する方法は「これだけやってれば間違いなく表示順位が上がる」なんて必殺技的なものはありませんので、そこだけお間違いのないようお願い致します。
ヨウ子さんも自分のビジネス情報を確認しながら進めてくださいね!
MEO対策「GBプロフィールを埋める」
まずは、プロフィールの入力漏れがなく埋めれているかの確認して下さい。
確認すると意外と入力されていない項目も見つかったりしますので、必ず入力漏れがないようにして下さい。
GBPを登録だけしてほったらかしのサロンさんであれば、入力項目を埋めるだけで「表示順位」は上がります!
下記の図を参考にチェックしてみて下さい。
ヨウ子さん、各項目の入力漏れはなかったでしょうか?
ただ、「メッセージ」と「Q&A」がよくわかりません。
なるほど、承知しました!
では、上図の「Googleビジネスプロフィール入力確認シート」に記載している1~17の項目について説明をしながら、対策方法の説明もしていきたいと思います。
※GBプロフィールが完成していない方は、下記の記事を先にお読みください。
【Googleビジネスプロフィールの完成手順と編集方法】
MEO①ビジネス名「サロン名」
「ビジネス名」は、サロンを探しているお客様にとって一番最初に「知る」という重要な役割があります。
Googleの検索アルゴリズムは「ビジネス名」を非常に重要な評価要素と認識しているため、「ビジネス名」の設定は検索結果に大きな影響を及ぼします。
「ビジネス名」は基本的に、店舗の正式名称、「看板に準じた名前」を設定しなくてはなりません。
また「関連性」を意識し過ぎるあまり、メニュー名を入れた名前を使用することはGoogleが公式に発表している、「ローカルビジネス情報のガイドライン」に違反するのでやめましょう。
【Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン】
ビジネス名に「含めることができる情報」と「含めない情報」については、以下の例をご覧ください
・ビジネス名(サロン名)の統一
「ビジネス名(サロン名)」を統一して使用することで、お客様はビジネスを認識しやすくなります。
ウェブサイト、広告サイト、ビジネスプロフィール、SNSなどでビジネス名や表記文字が異なると、お客様や検索エンジンにとって認知しにくくなります。
「NAP情報」は必ず統一しましょう。
- N:Name(サロン名)
- A:Address(所在地)
- P:Phone(電話番号)
「NAP情報」は後で説明します。
必ず統一して同じ「ビジネス名(サロン名)」を使用しましょう。
・サイテーション「視認性」強化に繋がる
サイテーションとは、ネット上に自分のサロン情報が記載(引用・言及)されており、リンクを伴わない状態のことを指します。
わかりやすく言うと、Aさんのサイトに、リンクはないが自分のサロン情報が紹介されている事です。
その際に重要なのが、サロン「NAP情報」の統一です。
「NAP情報」がバラバラだと、せっかく紹介してもらっているのにGoogleからすると「違うサロン」という判断になってしまう可能性があります。
サイテーション強化は、SNSをはじめとする無料で登録できるサイトなどに「統一したサロン情報」を積極的に掲載していきましょう。
「NAP情報」の一貫性を保ちながら「関連性」を強化することで、ネット上で「視認性」を向上させることができます。
ヨウ子さん、「ビジネス名(サロン名)」は大丈夫でしょうか?
サロン名の表記は全て「同じ名前と表記」に統一すれば良いという事ですね!
そういう事です!
MEO②カテゴリの設定
「カテゴリ」はビジネスプロフィールで、「関連性」を高める重要な要素の一つになります。
たまに設定をしていないサロンさんもいますが、必ず設定しておきましょう。
「カテゴリ」は、ビジネスの特性や提供するサービスを表示するラベルのようなものになります。
美容系サロンのカテゴリは、「エステティックサロン」「美容院」「ネイルサロン」「まつげサロン」「フェイシャルスパ」「脱毛サービス」などがあり、サロンの種類に応じて適切なカテゴリを選択しましょう。
カテゴリは最大9つカテゴリを追加でき、エステメニューとネイル、マツエクメニューをされているサロンさんは、「+別のカテゴリ追加」でカテゴリの追加をして入力しておきましょう。
「フェイシャルサロン」カテゴリは現在ありませんので、「エステティックサロン」を選択後、サブカテゴリに「フェイシャルスパ」を選択しましょう。
正確なカテゴリを設定することで、お客様が求める情報に合わせて、皆さんのサロン情報が検索結果に表示されるようになります。
下の図はカテゴリ数による平均表示順位のランキングマップになります。
デイスパGBPが複数の追加カテゴリを使用することが理にかなっている理由については、すでに説明しました。これはサイトで利用可能な製品やサービスに関連するカテゴリが多数ある可能性が高いためです。
調査結果では、追加カテゴリの使用がローカルランキングにプラスの影響を与えることも示されており、4つの追加カテゴリを使用したデイスパGBPの平均マップランキングは5.4でした。
これを見てカテゴリ数が多い方が表示順位が高いから増やして下さい!なんて事ではなく、
適切に提供しているサービスや商品に応じてカテゴリ設定して下さい。という事です。
間違ってもやってもいないサービスカテゴリを設定しないでくださいね。
カテゴリ設定をすると下記の図のように表示されます。
ヨウ子さん、「カテゴリ設定」も大丈夫でしょうか?
了解です!
MEO③ビジネスの説明
ビジネスの説明文章は【Googleビジネスプロフィールの完成手順と編集方法】でも説明しましたが、
750文字以内で≪サロンの場所(エリア)・提供するメニューの詳細・提供するメニューの強み・競合サロンとの違い・サロン(個人)の実績≫を入力する。
コツとしてはいきなり文章をまとめながら書くのではなく、項目ごとに1つ1つ箇条書きに書けるだけ書き出して最後にまとめると良いかと思います。
※注意点として必ずガイドラインに従うこと
・文章は改行がされないまま表示されるため()や【】などを活用
・通常は説明文の部分は折りたたまれており前半の220文字までしか表示されない
・キャンペーンや特典の情報の記載はNG
・自社サイトなどから文章をコピーもNG
・URLやHTMLコードは使用できない
参照:【ローカルビジネス情報のガイドライン】
ヨウ子さん、「ビジネス説明文」は大丈夫でしょうか?
そうでしたね!
【サロンの経営理念とコンセプトとは?考え方や作り方を説明】で考えた事が役に立ってますね!
良い感じです!
MEO④開業日
開業日はそのまま入力して下さい。
サロンを開業して年数が経つと「事業年数」が表示されるようになります。
MEO⑤電話番号
電話番号も使用されている番号を入力して下さい。
表記もハイフンありなし、統一して下さい。
「NAP情報」のP:Phoneです。
MEO⑥リンク「ウェブサイト・SNS・メニュー」
・ウェブサイト
・ソーシャルプロフィール
・メニューリンク
そのまま入力して下さい。
MEO⑦ビジネスの所在地
所在地は、「ビジネス名」と同じで必ず統一した表記で入力して下さい。
「NAP情報」のA:Addressです。
ウェブサイトやSNS等に記載の住所表記も統一して下さい。
例えば、【大阪市中央区南船場3-11-27-4F】で統一する場合は、
【大阪市中央区南船場3丁目11-27-4F】や【大阪市中央区南船場3丁目11-27-4階】のようにしないで下さい。
MEO⑧営業時間・特別営業時間
こちらも正確な営業時間を入力して下さい。
通常定休日とは異なる、大型連休などは前もって設定しておきましょう。
MEO⑨その他
その他も入力漏れがないか確認して下さい。
決済方法は入力漏れが多く「はい」「いいえ」のどちらかを選択しておきましょう。
MEO⑩メッセージ対応の設定
ヨウ子さんからも「メッセージ」がいまいちわかりにくいというお声も頂いておりますので、設定方法から説明していきます。
「メッセージ設定」はプロフィール編集画面の「メッセージ」をクリックして下さい。
クリックすると下記の「チャット画面」が表示されますので、右上の緑の〇をクリックし「チャット設定」をクリック。
「チャット設定」画面が表示され、チャットと既読設定をONにして下さい。
「チャット設定」をONにするとお客様とのチャットのやり取りが可能になります。
次に「ウェルカムメッセージ」をクリックし編集。
「ウェルカムメッセージ」はお客様がメッセージを送る際にチャット画面上で一番最初に表示される文章になります。
さすがに「はい、どんなご用でしょう?」は愛想がないので変更しましょう。
次に「よくある質問を追加」をクリックし、よくある質問(自動)とビジネス情報にチェックします。
よくある質問(カスタム)をクリックし、必要なQ&Aを入力して下さい。
ここで設定したQ&Aはチャット画面の自動応答機能に追加されます。
返信の手間が省けますので、お客様からよく頂く施術内容の質問や予約についての質問と返答を先に用意しておくと良いでしょう!
あとは不在モードの管理ですが、こちらは不在時にメッセージを受け取った際にお客様に表示されるメッセージになります。
スケジュール設定はサロンの開店時間、閉店時間に合わせておくと良いでしょう。
以上が「メッセージの設定」になります。
では実際にどのようにお客様に表示されているのか確認のためにみていきましょう。
チャット画面自体はLINEとほぼ同じになります。
スマホにGoogleマップアプリが入っていれば、お客様からチャットが届いたら通知がきますので早急に返信して下さい。
画面に返答までの時間が記載されていますが、こちらはチャットが来てから返信するまでの時間を履歴を元に自動で計算され表示される仕組みになっています。
ヨウ子さん、使えそうでしょうか?
確認しておくのも大事ですね!
MEO⑪写真と動画
GBP内に写真と動画を掲載することができます。
写真が1.2枚しか掲載されていないサロンもありますが、これではお客様にどんなサロンなのかアピールできません。
写真と動画は視覚的にサロンの魅力が伝わりやすいため積極的に掲載していきましょう!
そこで掲載すると言ってもどんな写真や動画を掲載していくのか説明していきます。
もちろんGoogleのガイドラインは守って掲載する必要があります。
参照:【ビジネス プロフィールの写真や動画を管理する】
Googleが公式に項目ごとに掲載する写真の最低枚数なども公表しておりますので下記をご参照下さい。
参照:【ビジネス用写真】
掲載する写真の推奨サイズは下記の通りです。
推奨解像度:縦720ピクセル・横720ピクセル
最小解像度:縦250ピクセル・横250ピクセル
画像形式:JPG・PNG
画像品質:ピントが合っている・明るさが十分・過度な加工がされていない・ありのままの雰囲気が伝わる
・「ロゴ」と「カバー写真」
・「サロンの外観写真(入口含む)」最低3枚以上
・「サロン内の写真」最低3枚以上
・「商品の写真」最低3枚以上
・「施術の写真」最低3枚以上
・「スタッフ写真」最低3枚以上
・「お客様写真」追加更新
・「施術結果写真」追加更新
掲載する写真の向きはロゴは正方形、それ以外は横長が個人的におすすめです。
ロゴとカバー写真を除いて各3枚あれば、この段階で写真枚数は21枚になります。
「お客様写真」と「施術結果写真」は追加しやすいので、50枚以上目指してどんどん掲載していきましょう!
次に「動画」です。
掲載する動画の推奨サイズは下記の通りです。
時間:最大30秒
ファイルサイズ:最大75MB
解像度:720p 以上
動画は30秒以内という制限がありますが、写真と比べよりサロンのイメージや雰囲気が伝わりやすくなります。
・サロンの道順案内動画
・各メニュー別の施術イメージ動画
・商品紹介動画
・店内紹介動画
などアップしましょう。
動画をアップしているサロンさんは少ないので、手間と時間はかかりますがとても効果的です!
スマホで撮影した動画を編集アプリで切り取るだけでも十分です。
ただし動画は定点撮影し、画面がブレブレだけはやめましょう。
MEO⑫商品
美容サロンにおいて「商品」とはサロンで取り扱っている商品を掲載するのですが、
次の⑬で説明する「サービス」はテキスト(文章)のみの掲載になるので、写真・料金・説明文・URLを一緒に掲載できる「商品」で看板メニューや初回料金だけでも掲載するのも良いでしょう!
商品追加は、GBプロフィールの「商品の編集」から追加できます。
サロンで使用している化粧品や店販品などがあれば必ず掲載しておきましょう。
商品情報を掲載することによって、「関連性」や「専門性」を向上させることができます。
何より商品を探しているお客様に見つけてもらいやすくなります。
取り扱っている商品自体に「知名度」があればサロンの「視認性」向上にも繋がります。
商品追加画面は上から順番に入力するだけです。
写真は1商品につき1枚です。
カテゴリも設定されていますので、シリーズ分けして掲載しましょう。
商品情報を入力し「公開」をクリック
公開されると下記のように表示されます。
ヨウ子さん、結構目立ちますよね!
商品登録するしないで視覚的にも対策的にも違います。
可能な範囲で「対策キーワードを意識した商品の設定と説明」を意識しましょう!
対策キーワードが「ABCフェイシャル」であればキーワードを説明の中に入れても良いです。
販売商品だけでなく、初回施術を「商品」に掲載すると下記のように表示されます。
カテゴリごとの表示順位は先に登録したカテゴリが最初に表示され、表示順位の変更はできませんのでご注意下さい。
MEO⑬サービス
サービスはサロンでおこなう施術メニュー全て入力して下さい。
ヨウ子さん、看板メニューの2.3個ではなく全部ですよ!
入力方法は上から、サービス名、値段、説明の順に入力するだけです。
対策キーワードなどは意識せずともサービスタイトル・説明の中にはいってきますので大丈夫です。
説明文も300文字まで入力できますので、メニュー行程や施術の効果やアピールポイントなどを記載しフル活用しましょう!
サービス表示は下記のように表示されます。※スマホ表示です
ヨウ子さん、すべて掲載出来ましたでしょうか?
MEO⑭予約
予約は「オンライン予約ツールへのリンク」で問合せを集めたいURLを入力しておきましょう!
LINE予約をされている方は「LINE予約のURL」広告媒体の予約管理に飛ばしたい方はそちらのURLを設定しておきましょう。
「おすすめの予約ボタン」は有料サイトとの契約が必要になります。
ヨウ子さんはLINEで問合せや予約の受付でしたよね?
でしたら、「LINE予約のURL」を入力しておいて下さい。
MEO⑮Q&A「質問と回答」機能
「メッセージ」同様、ヨウ子さんから「Q&A」がわかりにくいというお声も頂いておりますので説明していきます。
GBP内のQ&A「よくある質問」機能とは?
「よくある質問」機能もメッセージ機能(チャット)と似たような仕様になっておりますが、メッセージ機能(チャット)は個別の1対1のやり取りになり情報はやり取りした本人以外は非公開になります。
「よくある質問」機能は、質問された内容とそれに対する回答が誰でも見れる公開仕様になっており、さらに質問に対する返答は管理者権限を持ったオーナーだけではなく、他の方も回答できるという仕組みになっております。
またオーナー自身も質問することが可能です。
誰でも書き込める掲示板みたいなもので、似た例で言うとAmazonの商品Q&A機能とよく似ています。
では実際に質問と回答を作成していきます。
「Q&A」はプロフィール編集画面の「Q&A」をクリックして下さい。
質問投稿画面に質問内容を投稿して「投稿」をクリック。
GBプロフィール内に表示されている「質問と回答」のすべての質問を表示をクリックし返答。
作業は以上になります。
質問に不適切な内容があった場合は右上の点々アイコンをクリックしてGoogleに報告しましょう。
Q&A「よくある質問」機能の使い方としては、自分で質問して自分で回答する、ホームページに記載するような「よくある質問」コーナーを作成するといった方法もあります。
これは違反ではないとの事ですが、推奨されていないとの見解がありますので注意して下さい。
通常通りお客様から質問が来て返答する。という使い方が無難かと思います。
Googleからするとサロン側だけで完結するのではなく、お客様とのコミュニケーションツールとして使用して欲しいとの意図がくみとれますね。
ヨウ子さん、Q&Aの使い方はわかりましたでしょうか?
それで良いかと思います!
MEO⑯最新情報の投稿
「投稿機能」については、以前説明した記事がありますのでそちらをご覧頂ければと思います。
GBプロフィール内で出来ることは限られていますが、その中でも「投稿機能」は「口コミ」と同じぐらい重要かつMEO対策に有効な機能になります。
上記の記事でも説明していますが、月1回の投稿ではダメです。
最低でも週2~3投稿はサロンについての情報を発信して下さい。
もちろんキーワードを含めた情報発信ですが、過度にキーワードを意識して乱発するような中身のない投稿だけはくれぐれもやめて下さい。
サロンの情報を発信するという時点で、「対策したいキーワード」は自然と含まれますのでサロンの魅力がお客様に伝わる情報発信を心がけて頂ければと思います。
ヨウ子さん、こまめな発信が大事ですよ!
MEO⑰口コミ
口コミも以前詳しく書いた記事がありますので、そちらをご覧ください。
口コミは内容よりもまずは、評価の高い件数が重要になってきます。
ヨウ子さん、考えてみて下さい。
例えばご飯屋さんを探していたとします。
すごく内容の濃い口コミが1件のお店よりも、内容は薄いが評価の高い口コミ件数が30件あるお店があったとします。
皆さんはどちらを選びますか?という感じです。
たくさんの人が高評価しているお店の方が目に止まりませんか?
心理的に口コミ件数が多い方に目がいきますね!
それだけ口コミ件数は非常に重要な要素です。
サロンでも30件程集まってくれば、「口コミをみて連絡しました!」という問合せがちょこちょこ来るようになります。
件数が集まってきたら、書いてもらう内容も意識していきましょう。
口コミを書いてもらう際のポイント
・受けた施術メニューは?(対策キーワード)
・何回ぐらいでどう変わったか?効果はどうだったか?
・スタッフはどうだった?
・サロンの雰囲気は?
この4つのポイントをお客様にお願いして書いてもらうと良いでしょう!
口コミはMEO対策においても重要な要素の一つになり、集客に直結する項目になりますのでまずは50件目指してコツコツためてきましょう!
MEO対策「魅力が伝わる写真や文章になっているか」
ヨウ子さん、ここまでこればプロフィール情報は全て埋めれてたのではないでしょうか?
良かったです!
プロフィール情報を一通り埋めては頂きましたが、最後にもう一度確認して欲しいことがあります。
それは「サロンの情報がお客様にとって魅力的な情報になっているか?」という事です。
自分でサロンの情報を入力して客観的に見にくい部分であるかと思いますが、その際は知人や友人の方に実際みてもらい感想をもらいましょう。
特に印象が変わる部分は、写真と動画、商品、ビジネス説明文は印象が変わります。
ヨウ子さん、写真は統一感のある写真を選んで掲載して下さいね!
サロンの「NAP情報」を統一する
MEO①ビジネス名「サロン名」でも少し触れましたが、「NAP情報」は必ず統一しましょう。
「NAP情報」とは?
「NAP」はサロンの基本情報を表す「Name・Address・Phone」の頭文字をとり「NAP」と表現されています。
N:Name(サロン名)
A:Address(所在地)
P:Phone(電話番号)
Googleは、ネット上に散在する膨大な情報の中から、「NAP情報」を手がかりとして「NAP情報」が一致している情報を、同一のサロンに関する情報だと認識しています。
例えば、GBP、ウェブサイト、SNSなど、様々な場所に「NAP情報」があります。
これらの情報が正規のNAP情報と一致していれば、Googleはそれらの情報やサロンに関する情報だと判断します。
逆に「NAP情報」が統一されていないと、別のサロンだと認識されてしまう可能性があります。
「NAP情報」を統一することは非常に重要で、MEO(ローカルSEO)での評価だけでなく、SEO対策においても影響がある基本的な対策になります。
具体的には、以下のような点に注意しましょう。
・サロン名の表記違いをなくす(例:ひらがな、カタカナ、英語表記)
・住所の表記を統一する(例:建物名の有無)
・電話番号の表記を揃える(例:ハイフンの有無)
ヨウ子さん、わかりますでしょうか?
はい!その通りです!
ただし、ネット上の「NAP情報」が統一されたからと言って単純にGoogleからの評価が高くなるわけではありません。
もちろん統一されていないよりは良いですが。
「NAP情報」はサロンの基本的な情報でしかありません。
サロンがどのようなメニューを提供し、どのような魅力があり、どれくらい認知されているのか、お客様にとって一番大事な情報について言及されているかが重要になります。
情報の重要なポイント
①サロンについて「ポジティブ」な情報発信であること
②更新されている「アクティブ」な最新情報であること
なんでもそうですが、「NAP情報」が統一されているとはいえ「ネガティブ」な情報であれば評価が良くなることもありません。
サロンにとって「ポジティブ」かつ「アクティブ」な最新情報であるという事が重要であることを理解しておきましょう!
それとヨウ子さん!
自分で登録や掲載しているサイトやアプリであれば「NAP情報」の変更や修正はできると思うのですが、サロン情報を掲載してもらっている方や業者さんがいる場合はお願いして「正規のNAP情報」を伝えて変更してもらって下さいね!
MEO対策「パフォーマンスの確認方法」
各項目の入力方法や対策方法を紹介しましたが、対策をおこなった結果としてどんな反応や反響があるのかを確認しておかなくてはなりません。
そこで役に立つのが「パフォーマンス」です。
GBプロフィールの「パフォーマンス」をクリックします。
「パフォーマンス」の見方ですが、「期間」が上に表示されており月単位で過去半年分のデータが見れます。
期間の下に「概要」「通話」「メッセージ」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」があります。
項目をクリックするとアクション数が閲覧できます。
対策の結果は「概要」の下に表示されている「ユーザーがビジネスを見つけた経路」の「ビジネスプロフィールの表示につながった検索数」をみていきます。
それが下記の図です。
ここではお客様がどんな「キーワード(検索語句)」で検索して何回自分のサロンが表示されたかを知ることができます。
もっと見るをクリックすると100件ほど「キーワード(検索語句)」を見る事が出来ます。
下にスクロールしていくと回数表示が「<15」と表示されていますが、これは15回より少ないという意味です。
ヨウ子さんはGBP登録してまだ時間が経っておらず、検索データ量が少ない為表示されるまでに1ヶ月ほどかかります。
1ヶ月後ぐらいに再度見て下さい。
ここに自分で決めて対策した「キーワード」が表示されていれば、対策としてのスタートラインに立てたといっても良いでしょう!
ここからは「対策キーワード」の投稿や更新作業をコツコツおこない、表示件数を増やしていって下さい。
見て終わりではなく、1ヶ月区切りで「対策キーワード」の表示件数が前月と比べ増えたのかの減ったのかを把握して次の投稿や更新作業に役立てて下さい。
それと自分で意識していない「検索語句」で表示されていることもよくあります。
これは「自分視点のサロンの魅力(ニーズ)」と「お客様目線の魅力(ニーズ)」にギャップがあるという事でもあります。
サロンとお客様のニーズが合い「来店」に繋がりそうな「キーワード」であれば対策し強化していくのも良いでしょう。
対策した「キーワード」だけではなく「通話」「メッセージ」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」の件数が増えなければ「来店」に繋がることはなく意味がありませんので必ず増減は確認しておいて下さい。
MEO対策の目的がずれて対策のための対策になっては本末転倒です。
一番重要なところなので赤マーカーで書きますが、サロンがMEO対策する目的は「集客」の為という事を忘れないで下さい。
ヨウ子さん、大丈夫ですね?
MEO対策はコツコツ継続が大事
ここまで項目ごとにMEO対策方法について説明してきましたが、さらにMEO対策のイメージをしてもらいやすいように図にしてみましたのでご覧ください。
大半のサロンさんは、STEP1からSTEP2ぐらいの状態で止まっていることが非常に多いです。
登録はしたけど、情報も全然埋めれていない、NAP情報もバラバラ。この状態です。
他のサロンさんがほとんどできていない状況は、チャンスです!
やるもやらないも皆さん次第です!
冒頭でもお話しましたが、MEO対策における「これだけやっておけば大丈夫!」みたいな必殺技はありません。
何事も継続が大事です!
それを理解した上で、ヨウ子さんや皆さんには対策をおこなってもらえればと思います。
今回は以上になります。
まとめ
ここまで記事をお読み下さりありがとうございました!
「MEO対策」については書くことも非常に多くなってしまったので、1と2に分けて説明させて頂きました。
今回は「MEO対策方法」を説明しましたが、どれも作業は簡単にできるものばかりです。
本当にこれだけで表示順位が上がるの?と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、
間違いなく表示順位は上がりますし、表示回数も増えます!
実際に集客できるかどうかは「サロンの魅力次第」となります。
その他のGBP外の対策もできれば理想ですが、まずは手軽にできるGBP内での対策をコツコツと継続しておこなって頂ければと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また記事が「参考になった!」「良かった!」と思われる方は、ぜひ周りの方に教えてあげて下さいね!
たくさんの方にシェアして頂ければ私もこの記事を書いた甲斐があります!
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https://biyou-bu.com/google-business-profile/meo2/
まとめです。
Google MEO対策の手順※必殺技はありません
MEO対策に「これだけやってれば間違いなく表示順位が上がる」なんて必殺技的なものはない。
MEO対策「GBプロフィールを埋める」
MEO①ビジネス名「サロン名」
・Googleの検索アルゴリズムは「ビジネス名」を非常に重要な評価要素と認識している。
MEO②カテゴリの設定
・「カテゴリ」はビジネスプロフィールで、「関連性」を高める重要な要素の一つ。
MEO③ビジネスの説明
750文字以内で≪サロンの場所(エリア)・提供するメニューの詳細・提供するメニューの強み・競合サロンとの違い・サロン(個人)の実績≫を入力。
MEO④~⑨
そのまま入力。
MEO⑩メッセージ対応の設定
チャット画面自体はLINEとほぼ同じ。
MEO⑪写真と動画
写真
・「ロゴ」と「カバー写真」
・「サロンの外観写真(入口含む)」最低3枚以上
・「サロン内の写真」最低3枚以上
・「商品の写真」最低3枚以上
・「施術の写真」最低3枚以上
・「スタッフ写真」最低3枚以上
・「お客様写真」追加更新
・「施術結果写真」追加更新
50枚は追加すること
動画
・サロンの道順案内動画
・各メニュー別の施術イメージ動画
・商品紹介動画
・店内紹介動画
などをアップ
MEO⑫商品
商品情報を掲載することによって、「関連性」や「専門性」を向上させることができる。
MEO⑬サービス
サービスはサロンでおこなう施術メニュー全て入力する。
MEO⑭予約
サイト、広告媒体、LINE予約画面のURLを入力。
MEO⑮Q&A「質問と回答」機能
お客様から質問が来たらすぐ返答する。
MEO⑯最新情報の投稿
「投稿機能」は「口コミ」と同じぐらい重要。
最低でも週2~3投稿はサロンについてのキーワードを含めた情報を発信すること。
MEO⑰口コミ
口コミは内容よりもまずは、評価の高い件数が重要。
口コミを書いてもらう際のポイント
・受けた施術メニューは?(対策キーワード)
・何回ぐらいでどう変わったか?効果はどうだったか?
・スタッフはどうだった?
・サロンの雰囲気は?
口コミは集客に直結する。
まずは50件を目指す。
サロンの「NAP情報」を統一する
「NAP情報」とは?
N:Name(サロン名)
A:Address(所在地)
P:Phone(電話番号)
情報の重要なポイント
「ポジティブ」かつ「アクティブ」な最新情報であるという事が重要。
MEO対策「パフォーマンスの確認方法」
お客様がどんな「キーワード(検索語句)」で検索して何回自分のサロンが表示されたかを知ることができる。
検索データ量が少ない為表示されるまでに1ヶ月ほどかかる。
1ヶ月区切りで「対策キーワード」の表示件数が前月と比べ増えたのかの減ったのかを把握して次の投稿や更新作業に役立てる。
「通話」「メッセージ」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」の件数増減も必ず確認する。
MEO対策はコツコツ継続が大事
MEO対策は継続して初めて本当の効果が得られるということ。
以上になります。
「GBプロフィール編」もここで一区切りになります。
追加でお伝えしたい情報がありましたら、掲載していきます。
また「〇〇について詳しく知りたい」等のご要望等ありましたら、LINEを頂ければと思います。