※こちらの記事は個人事業で美容サロンを経営されている方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!
ヨウ子さん、サロンの業務編も今回の「経理/会計と確定申告」で一区切りになりますが、ついてきて頂いていますでしょうか?
良かったです!
サロン業務は施術以外の業務も多く、面倒な作業もありますが経営していく上で「経理/会計」は大事なところになりますので、もうしばらくお付き合いください。
では今回もヨウ子さんのために、おすすめの方法をお話していきます!
美ヨウ部【How to Blog】の第2シリーズのサロン業務編
「経理/会計と確定申告」について説明していきます!
サロンの経理と会計処理とは?
サロンの経理と会計処理は、サロンの財務状況を正確に把握し、適切な経営判断をおこなうために非常に重要な役割があります。
サロンの経理は、日々の売上管理や経費管理、支払いの処理など、サロンの財務に関する一連の業務を指します。
これらの業務を通じて、サロンの収支状況を正確に記録し、管理することが経理の主な目的になります。
また、会計処理は経理業務によって得られた財務データをもとに、一定のルール(会計基準)に従って、サロンの経営成績や財政状態を明らかにするための処理になります。
具体的には、以下のような処理になります。
仕訳帳:取引を勘定科目ごとに分類し、記録する処理。
総勘定元帳の作成:仕訳に基づいて、勘定科目ごとの取引履歴を記録する帳簿の作成。
試算表の作成:総勘定元帳の勘定科目残高を一覧表にまとめる処理。
財務諸表の作成:試算表のデータを基に、損益計算書、貸借対照表などの財務諸表を作成する処理。
これらの会計処理をおこなうことで、サロンの収益性や安全性、成長性などを多角的に分析・評価することができるようになります。
また、会計処理によって作成された財務諸表は、税務申告や金融機関からの融資審査などにも利用されます。
サロン経営者は、「経理と会計処理」の重要性を理解し、適切な処理をおこなうことで、サロンの財務状況を正確に把握し、健全な経営をおこなうことが求められます。
ヨウ子さん、大丈夫でしょうか?
経理や会計が、初めての方にとっては聞きなれない言葉も多く、耳をふさぎたくなりますよね。
簡単にいうと、サロンの売上や経費などのお金の流れを専用の書式やフォーマットで日々管理し、サロンの財務状況を把握して、健全なサロン経営をして下さいね!
という事です。
少しは理解して頂けたようで良かったです!
次に経理/会計と確定申告をどのような方法でおこなっていくのか?
という方法を説明していきます。
サロンの経理/会計と確定申告をおこなう方法は?
サロンの経理/会計と確定申告をおこなう方法は「手作業(手書き)」「エクセル管理」「会計サイト管理」「税理士に依頼する」の4つになります。
税理士の先生に依頼される方と会計サイトを利用される方は、次項から下を読む必要はありませんので次の記事を読み進めて下さいね。
税理士の先生に依頼する費用は、「開業届について」でも少しお話ししましたが【個人の青色申告】で月額5,000~1万円、確定申告時に5万~10万円ぐらいといった感じです。
会計サイトは「freee会計」「マネーフォワードクラウド会計」が安くておすすめです。
毎日の入出金などの会計作業から確定申告まで項目にそって入力するだけで、すべてカバーできます。
ご自身で「複式簿記」を記帳される方は、「エクセル管理」でもできなくはないですが、会計処理が初めての方にはハードルが高くおすすめしません。
必要経費と思って会計サイトを利用するか税理士先生に依頼しましょう。
会計サイトのURLを貼っておきます。
ヨウ子さん、会計サイトの登録は済みましたでしょうか?
ヨウ子さんは会計作業が初めてなので、間違っても自力でやろうと思わないでくださいね。
「freee会計」
スタンダードプラン:年払いで月1,980円
「マネーフォワード クラウド会計」
パーソナルプラン:年払いで月1,280円
※売上管理のところでもお話しましたが、「freee会計」は「エアレジ」「スクエア」「STORES」と予約管理→顧客管理→売上管理と連携出来ますので非常に便利です。
※freee会計でできる帳簿作成
それでもご自身で「複式簿記」をやってみたいという方に「複式簿記エクセルデータ一式」を用意しておりますので、下記からダウンロードしてご使用下さい。
美ヨウ部Excel青色申告【複式簿記:55万65万円控除】一式
一応入力方法はデータ内にURLを貼って貼りますのでそちらを参照して下さい。
またご使用は自由ですが、自己責任でご使用ください。
では、ご自身で「経理/会計と確定申告」をする場合の説明をしていきます。
青色確定申告の控除額と簿記方法の違い
開業届を記入された時に、簿記方法の選択項目があったかと思いますが、ヨウ子さん覚えていらっしゃいますか?
良かったです!
「簡易簿記」を選ばれた方は、「青色申告特別控除額が10万円」で、
「複式簿記」を選択された方は「青色申告特別控除額が55万円」+「e-tax利用」で10万円控除の「計65万円の控除」になります。
ヨウ子さんは確か「複式簿記」でしたよね?
「e-tax」の利用者識別番号は申請されましたでしょうか?
開業届出されたんですね!
ヨウ子さん、ご開業おめでとうございます!!
税務署に行かれたのであれば、安心ですね!
利用者識別番号の申請がまだの方は、申請しておいて下さいね!
国税庁のURLを貼っておきます。
【国税庁HP:利用者識別番号の取得の流れ】
では「簡易簿記」から説明していきます。
開業届がまだの方は「サロン開業に必要な開業届の作成と提出方法を解説」を先にご覧ください。
それとヨウ子さんは「freee会計」を使用するのでここから下はスルーして下さいね!
確定申告で10万円控除を受ける場合の簿記方法
青色申告特別控除額が10万円の方は「簡易簿記」での記帳が必要になります。
55万円控除や65万円控除で必須条件となる複式簿記による記帳は必要ありません。
また「簡易簿記」であれば、「会計サイト」を使用しなくても「エクセル」で対応可能です。
それと言い忘れていましたが、帳簿の入力にはパソコンが必要になりますのでご準備下さい。
私が以前使用していた「エクセルデータ」がありますので、欲しいという方は下記からダウンロードして下さい。
美ヨウ部Excel青色申告帳簿一式【簡易簿記:10万円控除】
※ご使用は自由ですが、自己責任でご使用ください。
エクセルシートの内容「9枚」
・売上管理
・月経費管理(経費計算用)
・経費帳
・損益計算書
・固定資産台帳
・現金出納帳
・預金出納帳
・売掛帳
・買掛帳
「簡易簿記」で必要な帳簿についてご紹介していきます。
※帳簿は確定申告時に添付する必要はありませんが、
申告期限となる日の翌日から7年の保存する義務がありますのでパソコン内にフォルダを作成し保存しておきましょう。
「簡易簿記」で必要になる帳簿の種類は、下記の6つになります。
①現金出納帳
サロンの現金の出し入れの状況を取引順に記入する帳簿です。
現金売上や現金仕入を行った場合の売上帳と仕入帳も兼ねています。
②預金出納帳
サロンの銀行口座の出し入れの状況を取引順に記入する帳簿です。
③経費帳
仕入以外のサロン経費を記入する帳簿です。
④固定資産台帳
サロンの減価償却資産の取得およびその異動に関する事項などを記入する帳簿です。
⑤売掛帳
売掛金を管理するために補助的に使用する帳簿です。
※美容サロンで使用することはほとんどありません。
⑥買掛帳
買掛金の支払いが生じたりした際に記帳する帳簿です。
※美容サロンで使用することはほとんどありません。
⑦損益計算書
月単位での売上と科目ごとに経費をまとめ管理する帳簿です。
決算書を作成する際に必ず必要になります。
美容サロンでは⑤の売掛帳⑥の買掛帳を使用して帳簿をつける事がほとんどありませんので、売掛金や買掛金がない方は不要になります。
各帳簿の入力方法や入力例は、ダウンロードしたエクセルデータにURLを貼り付けてありますので、そちらを参照ください。
確定申告で必要な「提出書類」についてご紹介していきます。
簡易簿記で記帳された方は、確定申告時に提出する書類は、「確定申告書」と「青色申告決算書」の2つになります。
「複式簿記」を選択された方は、「貸借対照表」と「損益計算書」も一緒に提出する必要がありますが、「簡易簿記(10万円控除)」の場合提出は不要です。
ただし、提出が不要といっても「損益計算書」は作成しておかなといけません。
なぜなら「青色申告決算書」内に「損益計算」を入力する欄があるからです。
では、次に実際に帳簿をつける手順を説明していきます。
簡易簿記【10万円控除】に必要な帳簿と記帳方法を解説
帳簿をつける前に準備して欲しいモノがあります。
・サロンで使用する経費支払いのための現金(小口現金orレジ金)
サロンの現金管理に必要になります。
・サロン名義の銀行口座
預金出納帳を管理する際に、プライベートな入出金があると作業が面倒になります。
上記の2つはサロンの入出金を正確に管理するために必要になります。
まずは毎日の売上管理からです。
ダウンロードされたエクセルシートの中に、毎月の売上を管理する「月売上管理」シートがあるのですが、こちらは必ず毎日売り上げを入力しておいてお下さい。
お客様ごとにNo・売上日・コース料金・前受金・お客様名・年齢・集客/紹介・前受/決済方法・消化回数・回数・単価・カード決済入金額・カード決済入金日・前受金額残金・月施術/商品合計・年施術/商品合計・商品在庫の入力欄がありますので入力しておいて下さい。
「月売上管理」シートに売上を入力することで毎月の売上計算ができ、青色申告決算書の「月別売上」に入力できるようになります。
それと「月売上管理」シートには商品在庫を管理できる欄も設けておりますので、店販品を扱っている方は「商品名と在庫数」を入力しておいて下さい。
次に経費です。
経費については入力シートが2つあります。
経費を何に使ったか内容を入力する「経費帳」と月の経費を計算する「月経費管理表」があります。
経費帳は日付・勘定科目・摘要(何に使ったか)・金額・合計の項目があり上から日付順に入力していきます。
月経費管理表は、勘定科目ごとに毎月の経費入力をおこなっていきます。
勘定科目ごとに数字を入力すると、自動計算で勘定科目別合計と経費合計が表示されるようになりますので、月ごとにシートを変え管理して下さい。
順番としては、経費帳に入力して→月経費管理表に入力となります。
2つの入力が終われば、月の勘定科目ごとの経費合計がわかります。
次に「現金出納帳」と「預金出納帳」です。
現金出納帳と預金出納帳も経費帳と同様、日付・勘定科目・摘要(何の売上か経費か)・金額・合計の項目があり上から日付順に入力していきます。
現金出納帳はサロンの現金が増減した経緯を記録するものになります。
これも月ごとにシートを区切るか変えるかして管理して下さい。
銀行引き落としやカード決済の売上入金など銀行口座のお金の増減は預金出納帳に入力します。
※預金出納帳は銀行口座の入出金明細CSVデータをダウンロードすると良いでしょう。
売上と経費の入力、そして現金/預金出納帳の入力が終わったら「損益計算書」の入力になります。
損益計算書は月ごとに売上から、勘定科目ごとの経費を入力する欄があります。
それぞれ計算した売上数字、経費数字を上から順番に入力して下さい。
自動計算で売上合計、経費合計が計算され、月の利益金額が計算されます。
これを毎月おこなっていくと、「青色申告決算書」に必要な1年間の損益計算書が出来上がります。
それと、美容機器や車両を持っている方は「固定資産台帳」も入力しておいてお下さい。
※固定資産とは、原則10万円以上の備品類を購入した場合は固定資産になります。ただし使用可能期間が1年未満の場合は、金額が10万円以上でも「消耗品費」として経費計上ができます。
また、中小企業特例で30万円未満の什器や備品は全額を損金として扱えます。
30万円以上の機器や備品、什器は「固定資産」になり、原価償却対象となるという事を覚えておいて下さい。
入力方法はシートにURLを貼ってありますのでそちらを参照ください。
美容機器の減価償却費の計算について
美容機器の法定耐用年数は5年で、償却方法は届け出を出さない限り「定額法」になります。
定額法5年の償却率は0.200です。
例 100万円で買った美容機器であれば、100万円を1円になるまで5年かけて定額で償却していきます。
単純に1月に購入したのであれば、その年の減価償却費計算方法は1,000,000円×0.200=200,000円となり
その年の減価償却費は20万円になります。
残りの未償却金額は80万円です。
2年目も同じ20万円、3年4年同じ、5年目だけ199,999円になります。
仮に1月に購入した場合は20万円ですが、9月に購入した場合は以下の計算になります。
20万円÷12ヶ月=16,666円
使用開始した月数(9月から)4ヶ月分×16,666円=66,666円となります。
償却金額も「損益計算書」に入力しておいて下さい。
後は売/買掛帳ですが、美容サロンを経営していて一般のお客様だけを相手にしている業種ではほとんど使うことがありませんので、説明は割愛させて頂きます。
はい!
以上が「簡易簿記」の記帳方法になります。
慣れるまでは少し大変ですが、慣れてしまうと意外と簡単にできます。
確定申告時期ですが、毎年2月16日から3月15日までの間が確定申告提出期間になります。
1月~12月のまとめた帳簿の数字をe-taxで「確定申告書」と「決算書」に入力し送信すれば完了です。
確定申告で入力の際に使用する帳簿は「損益計算書」の数字を入力すればOKです。
細かいところを言うと「家賃の支払先」「ご自身の生命保険控除証明書」が必要になります。
確定申告書と決算書の作成は順番に沿って内容を入力するだけですので簡単にできます。
不安な方は、税務署に行くなり、電話で聞くなりしてみて下さい。
では次に「複式簿記」の記帳について説明していきます。
複式簿記【55万円(65万円)控除】に必要な帳簿を紹介
「複式簿記」での記帳方法ですが、上記で紹介した「簡易簿記(補助簿)」プラス「主要簿」「貸借対照表」が追加で必要になります。
主要簿は「仕訳帳」と「総勘定元帳」があり、確定申告提出時には「損益計算書」と「貸借対照表」の提出義務があります。
上記であげた「仕訳帳」「総勘定元帳」「貸借対照表」の説明をここで説明するより、詳しく書いてある記事がありますので、そちらを参照して下さい。
URLを貼っておきます。
「仕訳帳」とは?
仕訳帳は、総勘定元帳のもとになる帳簿であり、すべての取引を日付順に記録した帳簿になります。
仕訳帳がなければ、総勘定元帳は作成できません。
仕分帳の入力方法はこちら
「総勘定元帳」とは?
総勘定元帳は、仕訳をおこなった後、勘定科目ごとに記録した帳簿になります。
総勘定元帳の入力方法はこちら
「貸借対照表」とは?
貸借対照表は、バランスシートとも呼ばれる書類で、ある時点の事業者の資産と負債、資本のバランスを確認する書類です。
貸借対照表の入力方法はこちら
ここまでできて、控除額が10万円から55万65万円になります。
確定申告時期は、毎年2月16日から3月15日までの間が確定申告提出期間です。
1月~12月のまとめた帳簿の数字をe-taxで「確定申告書」と「決算書」に入力し送信すれば完了です。
※複式簿記では「損益計算書」と「貸借対照表」の提出も必要です。
とこんな感じです!
最後は丸投げした感じは否めないですが、すみません。
もし会計作業が未経験でご自身でここまでやろうとされている方は、少し待って下さい。
勉強が好きでやってみたいというなら止めはしませんが、相当な時間が取られるのを覚悟して下さい。
開業当初は出来るだけ経費をかけたくない気持ちもわかります。
私も以前は必死になってやっていましたが、それならもっと大事なサロンの集客を考える方に時間を費やした方が良いです。
頑張るところが違います。
会計/経理作業を税理士の先生に依頼しても月5,000円で年間6万円+確定申告で5~10万円払っても11~16万円です!
自分でやっても年間11~16万円しか削減できないんです。
仮に丸投げできた時間で、広報活動にいくなり、チラシまきにいくなり、SNSでDMを送るなりする方に時間を費やし集客した方がリターンは16万円以上になります。
と私は途中で気付きました。
最低でも売上管理ぐらいはしないと作戦が立てられませんので、そこはしっかりやってもらいたいですが、
ご自身でなんでもやってみたいと思う気持ちは大事ですが、体は一つですので、どう時間を使い行動するのがサロンにとって一番良いかを考えて判断して下さい!
みさなんは税理士でも、経理事務員でもなくサロン経営者です!
では、まとめに入っていきます。
まとめ
ここまで記事をお読み下さりありがとうございました。
サロンの経理/会計作業はサロンを経営していく上でとても大事な業務になりますが、経理/会計を頑張ったからといってサロンの売上が上がるわけではありません。
限られた時間の中で、施術以外の業務を効率おこなっていけるかが大事になってくると考えます。
先程もお伝えしましたが、全部自分でやることが悪い事ではありませんが、何をすべきか優先順位をつけてサロン業務にあたってもらえればと思います。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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https://biyou-bu.com/salon-work/final-tax-return/
まとめです。
サロンの経理と会計処理とは?
サロンの売上や経費などのお金の流れを専用の書式やフォーマットで日々管理し、サロンの財務状況を把握して、健全なサロン経営をするための大事な処理。
サロンの経理/会計と確定申告をおこなう方法は?
確定申告をおこなう方法は「手作業(手書き)」「エクセル管理」「会計サイト管理」「税理士に依頼」の4つ。
税理士費用は、【個人の青色申告】月額5,000~1万円、確定申告時に5万~10万円程度。
会計サイトは「freee会計」「マネーフォワードクラウド会計」が安くておすすめ。
「freee会計」は「エアレジ」「スクエア」「STORES」と予約管理→顧客管理→売上管理と連携出来る。
ご自身で「複式簿記」をされる場合
美ヨウ部Excel青色申告【複式簿記:55万65万円控除】一式
青色確定申告の控除額と簿記方法の違い
「簡易簿記」は、「青色申告特別控除額が10万円」
「複式簿記」は「青色申告特別控除額が55万円」+「e-tax利用」で10万円控除の「計65万円の控除」
確定申告で10万円控除を受ける場合の簿記方法
「簡易簿記」はエクセルでも簡単に作成できる
簡易簿記用エクセルデータ
美ヨウ部Excel青色申告【簡易簿記:10万円控除】
・売上管理
・月経費管理(経費計算用)
・経費帳
・損益計算書
・固定資産台帳
・現金出納帳
・預金出納帳
・売掛帳
・買掛帳
※帳簿は確定申告時に添付する必要はなしだが、申告期限となる日の翌日から7年の保存する義務がある。
確定申告で必要な「提出書類」
「確定申告書」と「青色申告決算書」の2つ必要。
提出が不要といっても「損益計算書」は作成しておく。
簡易簿記【10万円控除】に必要な帳簿と記帳方法を解説
帳簿をつける前に準備するモノ。
・サロンで使用する経費支払いのための現金(小口現金orレジ金)
・サロン名義の銀行口座
売上は「月売上管理シート」入力
経費は、「経費帳」と「月経費管理表」に記入。
現金のお金の流れは「現金出納帳」に記入。
預金口座のお金の流れは「預金出納帳」に記入。
売上と経費がわかれば「損益計算書」に入力。
30万円以上の固定資産がある場合は「固定資産台帳」に入力。
美容機器の法定耐用年数は5年。償却方法は「定額法」
複式簿記【55万円(65万円)控除】に必要な帳簿を紹介
「主要簿」「貸借対照表」が追加で必要。
主要簿は「仕訳帳」と「総勘定元帳」
会計/経理作業を税理士に依頼しても年間16万円程。
自分でやっても16万円程しか経費削減できない。
限られた時間の中で、どう時間を使い行動すのがサロンにとって一番良いかを考えることが大事。
以上になります。
次回から「美容機器編」に入ります。
美容機器編を飛ばされる方は「集客・広告編」をご覧ください