※本記事は、これからインスタ集客を始めたい方向けの内容になります。
最終更新日:2025年6月26日
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も、「ヨウ子さん」と一緒にお届けしていきますね!

※前回記事がまだの方は先に「リール動画のネタの作り方」をご覧ください。
【実践編1】エステサロン向けインスタリール動画の「ネタ」の作り方を解説【テンプレ有】
ヨウ子さん、前回の【実践編1】では、「リール動画のネタの作り方」について解説してきましたが、なんとなく自分が発信する動画のイメージはできましたでしょうか?
いざ作成するとなると、何をどう繋げて動画にしていけば良いか…

そうですよね!
その悩みわかります!
今回はそんなヨウ子さんや、まだイメージできていない方のために、
【実践編2】として「インスタリール動画の台本作成」について、「考え方のコツ・基本構成・具体的な手順」をわかりやすく解説していきますね。
「動画に慣れていないけど、やってみたい」
「セリフを決めておかないと不安で投稿できない…」
そんな方でも安心してチャレンジできるように、「9つの台本テンプレート」もご用意していますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
それでは、美ヨウ部【How to Blog】第4シリーズ「サロン集客編」
今回は「インスタリール用の台本作りのポイントと手順」を解説していきます!

動画作成実践ステップ②:リール投稿の台本(構成)を決める
前回記事は、動画コンテンツ(内容)について解説してきましたが、その動画コンテンツ(内容)が決まれば、次に「動画の台本(構成)」を作っていきます!
リール動画を「なんとなく」作ってしまうと、途中で内容がブレたり変わってきたりと、この人何が言いたいの?と視聴者の印象に残らなかったりします。
そこで重要になるのが、「動画の台本(構成)」をしっかりと考えることです。
「動画」において、コンテンツ(内容)が中身の部分になり、「台本(構成)」が外枠(フレーム)になります。
台本をいくつか考えておくだけで、中身は変更可能な部分になりますので、必ず「台本(構成)」は複数パターン用意しておきましょう。

ヨウ子さん、安心して下さい。
台本丸パクリで動画を作成できるように、基本の型を合計9個ご用意しましたので、まずは真似して動画を作ってみて下さい。

それでは、エステサロンが実践しやすく、効果の出やすい❸つの型の台本をご紹介していきます。
エステサロン「ビフォーアフター動画❶の型」の台本
まずは最もインパクトのある【ビフォーアフター動画❶の型】からご紹介していきます!
✅パターン①:王道型「効果が一目でわかる!」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0~3秒 |
動画冒頭にビフォーの肌状態を見せる(毛穴やくすみが目立つ顔のアップ) キャッチコピー: 「たった1回でこんなに変わる!」(テロップ表示+軽快なBGMスタートor読上げ音声) |
視聴者の興味・疑問を一瞬で引く 「この変化は何?」と注目させる |
4~12秒 |
施術の様子を短く早送りで見せる(毛穴洗浄やフェイシャルの施術中シーン) テロップ: 「丁寧な毛穴洗浄で汚れスッキリ!」 「肌のトーンアップを実感できます」 |
施術の具体的イメージを伝え 信頼感・安心感を与える |
13~20秒 |
アフターの肌状態を見せる・写真を並べて比較(キメ細かく明るい肌のアップ) キャッチコピー: 「毛穴が目立たなくなりました!」(テロップ) お客様の笑顔ショットや軽いコメント音声を入れると効果的 |
施術効果を直感的に伝え 「自分も変われそう」と期待感を高める |
21~25秒 |
サロンのロゴ+店舗情報など CTA(行動喚起)テロップ: 「詳しくはプロフィールのリンクから予約!」 「初回限定キャンペーン実施中」 |
来店や予約を促し 行動を具体的に誘導する |
・冒頭のキャッチコピーは、視聴者の「変化が気になる」気持ちを刺激するため短く強い言葉にする
例:「たった1回でこんなに変わる!」「ビフォー見てください!」
・施術シーンのテロップはポイントだけ簡潔に、「毛穴洗浄で汚れ除去」「血行促進で明るい肌へ」など
・アフターの見せ方は、自然光の明るい場所で撮影し、肌の透明感を強調すること
・お客様の笑顔や軽い声が入ると親近感がアップする
・最後のCTAは必ず明確に、LINEや公式サイト予約ページへの案内があるとベター
・BGMはや読上げ音声は明るく爽やかでリズムが良いものを選び、最初の3秒で勢いよく入れるのが効果的
簡単に言うと、「見ている人に次の行動を促す言葉やボタン」のことです。

今回の台本(構成)は、初心者の方でも始めやすい4~6分割構成にしています。
✅パターン②:ストーリー型「悩みからの変化に共感!」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0~3秒 |
お客様が悩んでいる肌トラブル(毛穴のつまりやくすみ)を短く映す テロップ:「毛穴の黒ずみ、なかなか取れない…」 ナレーションやお客様の声:「毎朝鏡を見るのが憂鬱でした…」 |
共感を得て視聴者の心をつかむ 「自分も同じ悩みかも」と感じさせる |
4~10秒 |
施術の流れをダイジェストで見せる(フェイシャル施術中の手元アップなど) テロップ:「毛穴洗浄でしっかり汚れを除去」「保湿でふっくら肌に」 |
施術プロセスを具体的に見せて安心感を与える |
11~18秒 |
アフター写真・動画を披露(透明感・キメの整った肌アップ) お客様の笑顔や喜びの声: 「肌が生まれ変わったみたい!毎日が楽しいです!」(テロップ+音声) |
施術効果の説得力アップと感情に訴えかける |
19~25秒 |
サロンの情報+予約促進メッセージ テロップ:「○○駅 徒歩3分」「今なら初回限定20%OFF」 CTA:「詳しくはプロフィールからご予約ください!」 |
来店へのCTA(行動喚起)と地域密着感を演出 |
・冒頭の「悩みシーン」はお客様本人の声やナレーションがあると共感度が上がる
・施術シーンは短く、3~4秒程度でテンポよく見せると飽きられにくい
・アフターは「変化の大きさ+お客様の喜び」が伝わるように
・最後の地域情報は必ず入れて、来店しやすさを印象づける
・BGMはやや落ち着いた感動系のものも効果的で、視聴者の心に残りやすい
✅パターン③:スライド比較型「写真とテンポ重視!」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0~4秒 |
スライド比較(左右に分割されたビフォーアフター画像や動画)をドンと表示 テロップ:「1回の毛穴洗浄でこの変化!」 エフェクトでスライド式に切り替わる演出 |
パッと見で変化のインパクトを与え スクロールを止めさせる |
5~12秒 |
ビフォー肌の特徴を一言ずつテロップで解説(例:「毛穴が目立つ」「くすみがある」) アフター肌の変化を説明(例:「毛穴が引き締まりトーンアップ!」) 可能であれば、スライドでビフォー→アフターを重ねて表示 |
視覚的な違い+解説で変化の理由を明確化 視聴者の納得度UP |
13~20秒 |
サロン施術シーンを短く追加(フェイシャルや拭き取りなどの動きのあるカット) テロップ:「丁寧な手技で毛穴汚れを根本から洗浄」 笑顔のスタッフカットも少しだけ |
安心感・信頼感を伝え、施術のイメージを具体化 |
21~25秒 |
CTA:予約誘導+特典案内 テロップ:「今なら初回毛穴洗浄 20%OFF」「ご予約はプロフィールのリンクから♪」 ロゴ+地図風ビジュアルや「○○駅すぐ」などの地域訴求も入れる |
行動促進と地域ユーザーへの信頼づけ |
・スライド比較は「分割画面」「画面をスワイプする風の演出」「ワイプ(映像が横から流れる)切り替え」など、「Canva」や「CapCut」でも簡単に作成可能です。
・テロップは短く、明確に。「ビフォー:毛穴の黒ずみ」「アフター:明るくつるん肌」など単語で伝えると視覚的にすっと入ります。
・インパクト重視のため、あえて施術風景を控えめにして、比較と変化を主役にしているのが特徴です。
・使用するBGMはテンポがよく、爽やかで明るい雰囲気のものが良い。
・ナレーションはなくてもOKですが、あるとより「人感」が出て印象的になります。
ビフォーアフター動画で共通して意識する5つのポイント
ポイント | 内容 | 具体例/補足 |
---|---|---|
① 最初の3秒で心をつかむ | 冒頭で「変化」や「悩み」を直球で見せる | 「毛穴の黒ずみが気になる方、必見!」など |
② 見た目のインパクト+分かりやすさ | 映像で興味を引き、テロップで補足 | ビフォー・アフターを同じ角度・照明で撮影する |
③ テロップはシンプルに | 長文を避け、1文10文字以内に | 例:ビフォー「毛穴目立つ」→ アフター「ツヤ肌に!」 |
④ 行動を促すCTAを入れる | 最後に次のアクションを明示する | 「ご予約はプロフィールのリンクから」など |
⑤ BGMで空気感を演出 | ビフォーとアフターで音のトーンを変える | ビフォー:静かめ/アフター:明るく軽快な音楽 |
⚠よくあるNG例と改善ポイント
NG例 | なぜよくないか | どう改善する? |
---|---|---|
ビフォーとアフターの撮影条件が違う | 信ぴょう性が下がる | 同じ照明・角度・距離で統一する |
テロップが長すぎる | 読みづらくて離脱される | 10文字以内、2〜3秒表示を目安に |
施術内容の説明が曖昧 | 視聴者に伝わらない | 「毛穴洗浄+保湿ケア」など具体的に伝える |
CTAがない | 視聴者が行動に移せない | 最後に予約・DMなどアクションを促す |
BGMの音量バランスが悪い | 不快感で離脱される | BGMとナレーションの音量を適切に調整する |
・「悩み提示→施術紹介→結果→行動喚起(CTA)」 の流れが自然にあると、視聴者が無理なく「理解→納得→予約」へ進めます。
・「テクニックより信頼感」を大切に。加工しすぎない・リアルな声や映像が支持されやすい傾向にあります。
・難しく考えず、まずはシンプルな台本+定番パターンから始めて、少しずつアレンジしていくのがおすすめです。
真似するところから始めてみます!

そうですね!
はじめての方にとっては、複雑に見えてしまうかもしれませんね。
どんどん作成して慣れて下さいね!
次の「台本」にいきます!
エステサロン「共感できるお客様インタビュー動画❷の型」の台本
次に「共感できるお客様インタビュー動画❷の型」の台本になります。
✅パターン①:王道型「本音が信頼を生む!」
時間(秒) | 内容 | 意図・効果 |
---|---|---|
0〜3秒 |
● アフターの笑顔アップ(1秒) ● テロップ「毛穴が気にならなくなりました!」 ● ポップなBGM開始(明るめ) |
冒頭で「変化後の姿」を見せて、視聴者の注意を引く。 テロップは1秒後にフェードイン。 |
4〜10秒 |
● お客様インタビュー①(ビフォーの悩み) ● テロップ:「マスク生活で肌荒れがひどくて…」 ● 表情は少し暗め・照明は落としすぎない |
共感ポイント。悩みの言葉を本人の声で伝えることで「自分ごと化」されやすい。 テロップは発話と同時に表示。 |
11〜17秒 |
● インタビュー②(サロン体験) ● カット:施術風景+本人ナレーション ● テロップ:「初回でザラザラ感がなくなって驚きました!」 |
サロン体験の具体性で信頼性アップ。映像は施術中の手元、タオルを当てる様子など。 テロップはセリフの0.5秒前からフェードイン。 |
18〜24秒 |
● インタビュー③(現在の気持ち) ● テロップ:「今は自分の肌に自信が持てるようになりました」 ● 再び笑顔のアップ |
感情の変化を見せるパート。ビフォーとの対比が視覚的に伝わると良い。 音楽も少し盛り上げる。 |
25〜30秒 |
● 締めのメッセージ+来店誘導 ● テロップ:「私みたいに悩んでる方、一度試してみてください!」 ● 店舗名とインスタIDを表示(Canvaで下部固定) |
見た人に「自分も変われるかも」という期待を持たせて終える。 予約・来店行動を促すには、最後の3秒が勝負。 |
・質問は最大2~3個に絞り、回答をテロップ化して読みやすくします。
・お客様が話すシーンは横顔や手元アップを混ぜると単調になりません。
・ビフォーアフターは同一照明・角度で撮影し、変化だけに視線が集中する編集を心がけましょう。
・CTAは必ず「場所+予約方法+特典」をセットで伝えて、視聴者が次のステップへ迷わず進めるようにします。
・BGMはインタビュー音声を邪魔しない音量に調整しましょう。
撮影から始めないといけないですね!

インタビュー動画は、たくさん撮って下さいね!
✅パターン②:ストーリー型「体験談で心を動かす!」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0~3秒 |
キャッチテロップ+お客様の真顔写真 「この顔、笑えなかった私が…」 背景に静かなBGM |
感情に訴えかけて惹きつける冒頭演出 |
4~8秒 |
モノクロ風のビフォー写真+悩みテロップ 「毛穴が気になって、すっぴんが怖かった」 ナレーションやお客様の声あり |
視聴者に「自分もそうだった」と共感させる |
9~15秒 |
施術中の様子を早送り風に表示 「勇気を出して、フェイシャルを予約しました」 軽やかなBGMへ切り替え |
行動の変化・挑戦の一歩をストーリー化 |
16~21秒 |
アフターの明るい笑顔+カラー写真 「今では人に会うのが楽しみに!」 テロップとともに自然な笑顔カット |
「理想の未来」が叶った姿を視覚で伝える |
22~25秒 |
CTA:「同じ悩みの方へ…プロフィールからご予約を」 サロン名・最寄駅・初回特典も添えて締め |
感情的共鳴の流れで自然に行動へ誘導 |
・あえてドラマチックな展開にし、感情を動かす構成を意識しています。
・BGMは、ビフォー:しっとり系/アフター:明るく爽やか系など、動画の感情に合わせて変化させると効果的です。
・ナレーションを入れる場合は、お客様の声をベースにサロン側で補足編集してもOKです
(例:「この方は30代・会社員。実はメイクが苦手で悩んでいたそう」など。)
・モノクロ演出や色味調整など、CanvaやCapCutで簡単に編集可能です。
✅パターン③:Q&A連続ショット型「テンポ重視」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0~2秒 |
テロップ:「毛穴が詰まりすぎてファンデが浮いてた私が…」 お客様のビフォー顔+ズームイン |
引きつけるフックを作る |
3~6秒 |
Q:「サロンに来る前、どんな状態でしたか?」 A:「鼻の黒ずみ、鏡を見るのがイヤでした」 ※字幕あり、回答だけ本人が音声でも話す |
共感ポイントをテンポよく提示 |
7~10秒 |
Q:「受けたメニューは?」 A:「毛穴洗浄+○○フェイシャル」 メニュー名を文字+画像で表示 |
メニュー名を印象づけ、選ばせやすくする |
11~15秒 |
Q:「受けてどう変わった?」 A:「すっぴんでも自信持てるように!」 アフター画像 or 笑顔の映像 |
施術結果をシンプルに訴求 |
16~18秒 |
Q:「今悩んでる人にひとこと」 A:「早く受けたほうがいいです!」 笑顔&手を振る様子 |
信頼・応援メッセージとして刺さる構成 |
19~25秒 |
サロン紹介+CTA(プロフィールから予約) BGMアップテンポに変えて終わり |
行動喚起+終わりに余韻を残す |
・「質問テロップ→回答」のテンポがリズミカルなので、ユーザーが飽きずに最後まで見てくれやすいです。
・CanvaやCapCutでも簡単にカット編集できます。
・撮影時にまとめて質問しておいて、後で編集で切り分けるだけなので作業効率も上がります。
・質問の内容はターゲットに合わせてカスタマイズ可能。
例えば40代女性には「肌悩みが年齢とともに変わった?」など追加してもOK。
ビフォーアフター動画で共通して意識する5つのポイント
意識するポイント | 内容 |
---|---|
① 本音が出るような質問を用意する | 「最初どんな気持ちでしたか?」「どんな悩みがありましたか?」など、感情に触れる質問を用意し、お客様のリアルな声を引き出す |
② 撮影は「ラフ」に、無理にカメラ目線にしない | 緊張して硬くならないよう、雑談の延長線で撮るのがおすすめ。視線は施術者やスタッフ側に向けるだけでもOK |
③ 30秒以内にストーリーが成立する構成にする | 結論(変化)→ 過去(悩み)→ 行動(施術)→ 今の気持ち、の順に組み立てて、短くテンポよくまとめる |
④ 字幕・テロップで「共感のキーワード」を補強 | 「わかる」「それ私も…」と思われるような言葉を字幕で強調。聞き取りにくい場合も補足できる |
⑤ 投稿前に「ターゲット像」と照らし合わせる | 誰に刺さる動画か?(例:40代女性、仕事帰りのOLなど)を意識して、背景や言葉づかい、悩みの内容を調整する |
⚠よくあるNG例と改善ポイント
NGパターン | 問題点 | 改善ポイント |
---|---|---|
お客様の話が長くまとまりがない | テンポが悪く、途中離脱されやすい | あらかじめ台本で「質問・答え」を整理しておく |
ビフォーの悩みや写真をぼかして伝える | リアリティがなく共感されにくい | 恥ずかしさに配慮しつつも、具体的な悩みを表現 |
動画の終わりにCTAがない | 見た人が次に何をすればいいかわからない | 「ご予約はプロフィールから」など明確な導線を |
感情変化がなく淡々とした流れ | 印象に残らず、心が動かない | 「悩み→決断→笑顔」の感情構成を意識 |
画面や音声が見づらい/聞き取りづらい | ユーザーが離脱しやすい | 字幕・音量・画面明るさの調整でカバー |
共感型のインタビューリールは、ただの「お客様の声」ではなく、見る人の「これは自分のことかも」と感情を揺さぶるストーリーメディアです。
だからこそ大切なのは、以下の3つです。
①誰に見せたいかを明確にする(ペルソナ設定)
②リアルな悩み・感情を映像とわかりやすい言葉で表現する
③行動導線をしっかり作る(予約・問い合わせへ)
感情の流れを意識して、テンポよく・飽きさせずにが重要。
「自分もこうなれるかも」と思ってもらえれば、問合せに繋がりやすくなります。

誰に向けて「発信」しているのか?という事を必ず意識して下さいね!
エステサロン「お悩み解決Q&A動画❸の型」の台本
最後に「お悩み解決Q&A動画❸の型」の台本になります。
✅パターン①王道型「よくある質問に答えるシンプル構成」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0〜2秒 | Q:「毛穴洗浄って痛くないですか?」 | 興味を引きつける冒頭キャッチ(視聴者の不安に共感) |
2〜6秒 | A:実はほとんどの方が「気持ちいい!」と言いますよ | 安心感を与える。専門性と信頼感のある返答 |
6〜10秒 | 実際の施術風景(映像)+お客様の表情 | 視覚的な裏付けで安心感を倍増させる |
10〜13秒 | 「終わった後はツルツルでお肌が明るくなります」 | 効果の一言PRを入れることで期待値を上げる |
13〜15秒 | 「気になる方はプロフィールからチェックしてくださいね♡」※初回料金記載 | CTA(行動喚起)で予約や来店に導く |
→例:「痛くないですか?」「時間はどれくらい?」「1回でも変わりますか?」
テロップ例(冒頭)
→ Q:毛穴洗浄って痛いって聞いたんですが?
→ A:全然痛くないです♪ むしろウトウトされる方がほとんど!
動画に必ず入れると良いカット
→お客様の施術中の表情(リラックス感→スタッフの優しい手元や笑顔→ビフォーアフターの短いスライド演出(簡単でもOK)
音楽は「明るめ・落ち着いたテンポ」のBGM →「優しさ・安心・信頼」が伝わるよう意識
✅パターン②:ストーリーQ&A型「来店前後の悩みストーリー」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0〜3秒 | テロップ:「実は…初めて来た時こんな悩みがありました」 | 視聴者の関心を引く/過去の自分を投影してもらう |
3〜6秒 | 「マスク生活で毛穴が開いて、ずっと悩んでたんです…」 | 共感されやすいリアルな悩みを提示 |
6〜9秒 | 「でも、毛穴洗浄を受けてから…」 | 施術の流れを自然に紹介 |
9〜12秒 | アフター映像(ツルツル肌のアップ+お客様の笑顔) | 変化と満足感を視覚で伝える |
12〜15秒 | 「もっと早く来ればよかったって本当に思いました!」 | 強い共感とポジティブな締めで印象に残す |
15秒〜 | 「毛穴悩みがある方は、ぜひ体験してみてください♪」※初回料金記載 | やさしいトーンで自然なCTA(行動喚起) |
→「ずっとマスクで悩んでた」「鏡見るのがイヤだった」「でも、変われた」など
テロップ例(冒頭〜中盤)
「毛穴の開き、ずっと気になってました…」
「初めての毛穴洗浄で、正直びっくりしました!」
「もう鏡を見るのが楽しくなってます」
撮影ポイント ビフォー写真はぼかしや控えめでもOK(ナチュラルさ重視)
アフターは「触れたくなる肌質感」がわかるアップ映像がおすすめ
お客様の声は音声+字幕でも、吹き替えナレーション風でもOK
✅パターン③:プロからの3連続アンサー型「プロに聞いてみた!」
時間(秒) | 内容 | 目的 |
---|---|---|
0〜2秒 | タイトルテロップ:「プロに聞いた!毛穴ケアQ&A」 | 注目を集める/テーマ明示 |
2〜5秒 | Q1:毛穴洗浄って何回受ければいい? A:初めは月2回、落ち着いたら月1回でOK! | 頻度の目安を明確に提示 |
5〜8秒 | Q2:痛くないの? A:全く痛くありません♪むしろ寝ちゃう方も! | 不安を払拭する安心要素 |
8〜11秒 | Q3:メイクして来ても大丈夫? A:大丈夫です!こちらで丁寧にクレンジングします♪ | 来店ハードルを下げる |
11〜14秒 | スタッフの笑顔カットや施術風景の抜粋 | 信頼感+雰囲気伝達 |
14〜16秒 | 「他にも気になることがあればDMくださいね♡」※初回料金記載 | 自然なCTA(行動導線) |
→ 頻度・痛み・所要時間・メイク・当日の持ち物など
テンポよく切り替わる構成がポイント!
→ テロップとナレーションをシンプル&短く!
テロップ例(デザインも工夫)
Q:毛穴洗浄ってどれくらい通うの?
A:最初は月2回、その後は月1回がベスト♪
動画内イメージ演出例
→ スタッフが笑顔で答える or テロップ+ナレーションだけでも可
→ 回答に合わせて施術シーン・店内カットを挿入する
効果音やBGMは「明るく・テンポの良いもの」
→ ポップすぎない女性向けカフェ系サウンドなど
お悩み解決Q&A動画で共通して意識する5つのポイント
ポイント | 理由・解説 |
---|---|
1. 質問は「あるあるネタ」から選ぶ | 実際のお客様からよく聞かれる内容を使うと、視聴者の共感・興味を引きやすくなります。 |
2. 回答は“短く・わかりやすく” | 長い説明は離脱につながるため、結論ファーストで伝えることが重要です。 |
3. 回答+安心感や共感を添える | 例:「痛くないですよ」→「寝てしまう方もいるくらいです♪」など、やさしい補足が効果的。 |
4. テロップと音声を両立させる | 音声をオフで見るユーザーも多いため、テロップで内容を補うのは必須です。 |
5. 親しみやすい雰囲気を大切に | 専門用語は避け、表情や声のトーンも柔らかく。初めての人でも見やすい雰囲気づくりを意識します。 |
⚠よくあるNG例と改善ポイント
NG例 | 問題点 | 改善ポイント |
---|---|---|
専門用語を多用している | 視聴者が内容を理解できず、途中で離脱してしまう | 「角栓除去」ではなく「毛穴の汚れ取り」など、日常用語に言い換える |
質問に対して回答が長くて回りくどい | テンポが悪く、視聴者の集中力が切れる | 結論→理由→ひと言補足 の順で構成する |
テロップが小さすぎて読みづらい | スマホ視聴では文字が読めず、内容が伝わらない | フォントサイズや色に注意し、見やすく配置 |
Q&Aが1つだけで終わる | 情報が少なく、物足りない印象になる | 短くても2~3問用意し、情報量を確保する |
表情が硬くて機械的 | 信頼感や親しみを感じにくくなる | 自然な笑顔と声のトーンでやさしく話す |
テンポや言葉づかい・雰囲気づくりまで丁寧に意識することで、「行ってみたいかも!」と思ってもらえる動画になります。
以下の3つを守れば、信頼度が高まります。
①質問はリアルなあるあるネタから
②結論ファースト+感情を添えて答える
③明るく親しみやすい印象を意識する

Q&A系は前回記事でもお話しましたが、「気にはなるけど、問合せまではしない方」に非常に興味関心がある内容になりますので、どんどん投稿しましょう!
CTA(コール・トゥ・アクション)=行動喚起は超重要!
それと全ての動画に共通して言える事ですが、動画の最後に、初回料金案内や予約は○○から、などの「CTA」は必ず差し込んで下さいね!
「CTA」は、「ビフォーアフター動画❶の型」の台本のところでも補足を記載しましたが、「行動喚起」になります。
簡単に言うと、「見ている人に次の行動を促す言葉やボタン」のことです。
「CTA」について様々なデータがありますが、最後に「CTA」があるなしで、「問合せや予約」まで行く確率は間違いなく上がりますので、動画最後に必ず設定しておきましょう!
予約までの導線イメージ
CTAが記載されていない場合
・Q&Aリールが流れて来た→気になる→見る→CTAがない→スキップ(終了)
CTAが記載されている場合
・Q&Aリールが流れて来た→気になる→見る→限定料金(CTA)表示「お得感の演出」→さらに興味がでる→+予約はプロフから→プロフやサイトを見る→予約に繋がる
ざっとこんな感じです。
YouTube動画を見た事がある方ならご存知かと思いますが、9割以上の動画の最後に決まって、
「この動画が良かったらチャンネル登録・コメント・goodボタンを押してね!」とセリフがありますが、これは「CTA(行動喚起)」になります。
今回はYouTube動画ではないですが、知人のユーチューバーに聞いても、これを言う事で登録者数の増え方がかなり変わるとの事です。
そんなに大事だったんですね!

はい!とても大事になります!
動画を見てもらった方に「どうして欲しいのか?」の意思表示は必ず入れて、予約へ繋げていきましょう!
【実践編2】は以上になります。
まとめ
今回もここまで記事をお読み下さりありがとうございました!
【実践編2】では、エステサロン向けリール動画の
❶ビフォーアフター型、
❷お客様インタビュー型、
❸お悩み解決Q&A型、
この3パターンの台本テンプレートをご紹介しました。
もちろん、これが「絶対正解」というわけではありませんし、ほんの一例にしか過ぎません。
まずはテンプレをベースに「真似して動画を作ってみる」ことが動画作成の第一歩です。
慣れてきたら、言い回しや構成を少しずつアレンジして、自分のサロンだけの「オリジナルテンプレート」にアップデートしていってくださいね!
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また記事が「参考になった!」「良かった!」と思われる方は、ぜひ周りの方に教えてあげて下さいね!
たくさんの方にシェアして頂ければ私もこの記事を書いた甲斐があります!
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https://biyou-bu.com/attracting-customers/insta-reel-02/
次回は「リール動画の作成・編集方法」について解説していきます。