※こちらの記事はエステサロンを小規模(1.2人)で開業される方が対象の記事になります。
こんにちは、美ヨウ部編集長のカワジリです。
今回も「ヨウ子さん」と一緒にすすめていきたいと思います!
そう言えば、ヨウ子さん物件決まったみたいですね!
結局初期費用ところで悩み、デザイナーズマンションに決めました!
前々回の話がすごく参考になりました!
それは良かったです!
では、ヨウ子さんも物件を無事決めれたというところで、
美ヨウ部【How to Blog】の第1シリーズのサロン開業編の「新規サロン開業に必要な備品」について「ヨウ子さん」の例を出しながらお話していきます!
「備品のチェックリスト」を無料配布
話をすすめる前に皆さんには「備品のチェックリスト」を無料で配布したいと思いますので、下記からダウンロードして下さい。
【Excel:備品のチェックリストをダウンロードはこちらをクリック】
「備品のチェックリスト」はエクセルで作成しており、項目追加や削除など編集して頂く事も可能で、金額を打ちこめば一番下に欄に備品の合計金額が出てくるように設定してあります。
また、印刷して手書きで記入される方は下記をダウンロードしてご使用ください。
【手書き用:備品のチェックリストをダウンロードはこちらをクリック】
ご自由にお使いください!
最後のまとめにヨウ子さんが購入した、備品リストも貼っておきますのでご興味ある方はご覧ください。
サロン開業に必要な備品「什器類」を紹介
まずは大きなスペースのとる備品類からご紹介していきます。
エステ商材屋さんで有名な「セブンビューティー」や「その他ネット」で購入した場合の価格とURLも貼っておきます。
※販売価格が変動している可能性もありますのでご了承下さい。
施術ベッド選びのアドバイス
施術ベッドはサロンの備品の中でもスペースをとりますので、選ぶ際はベッドによって長さや幅も違います、施術スペースにきれいに収まるサイズかどうかも測って確認して下さい。
女性のみを施術する場合は幅65㎝のベッドでも良いですが、男性の場合幅65㎝では狭いため幅70㎝以上のベッドをおすすめします。
美容機器をベッド横に配置する際は、ベッドと壁の間隔は最低でも70㎝は確保して下さい。人が通れなくなります。
フェイシャルのみやボディのみの施術の場合、高さが固定式のベッドでも問題ないですが、フェイシャルやボディ(脱毛・痩身)も両方施術する方は、昇降式のベッドを強くおすすめします。
毎日施術していると、思っている以上に腰が痛くなります。
組み立て式のベッドは値段も安く魅力的ではありますが、作りがチープでベッドに乗るとグラグラしますので出張サービスをやらない限り固定式のベッドにしましょう。
ヨウ子さんは、フェイシャルサロンなので、基本固定式のベッド幅65㎝のモノでも良いかと思いますが、個人的にはベッドの幅は広い方がゆったりとでき、昇降式のベッドの方が細かな高さ調整もできおすすめです。
参考URLリンクを貼っておきますね。
手動昇降 ベッド 長さ185×幅75:33,550円(税込)+送料9,900円(税込)~
電動昇降 ベッド 長さ185×幅75:53,350円(税込)+送料9,900円(税込)~
スツール「キャスター付きのイス」選びのアドバイス
施術を座っておこなう際に必要になってくるのがスツールです。
選ぶポイントとしては、コマがプラスチック製のモノは避けた方が良いでしょう。
プラスチック製は耐久性に弱く、転がり具合も年々悪くなりやすいです。
使用する人の体重や床の材質なども関係してくるとは思いますが、私の場合2年ぐらい使用してかなり転がりにくくなりました。
個人的におすすめなのが、金属系のキャスターが付いたスツールです。
転がりも良く、6年程使用していますが今のところ全く問題ありません。
その他は座面がレザーかビニールレザーの材質の違いや、カラーの違い、背もたれのあるなしですね。
個人的に背もたれがあった方が良いなと思ったことは一度もありません。
参考にURLリンクを貼っておきます。
クッションスツール:5,500円(税込)+送料715円(税込)~
エステワゴン選びのアドバイス
施術で使用する化粧品や小物類を置いておくのにエステワゴンは必須になります。
ワゴンを選ぶ際のポイントは、化粧品や小物類がきちんと入るよう横幅や引き出しの深さを確認してから購入しましょう。
本体キャスターともにプラスチック製の安いワゴンがありますが、見た目もかなりチープに見えてしまいまし、スツールと同じで転がりも悪いです。
できれば収納サイズに合う、金属性や木製のワゴンがおすすめです。
またデザイン性の高いワゴンもありますので、サロンの雰囲気に合わせたものを選びましょう。
参考にURLリンクを貼っておきます。
スチールワゴン3段:5,500円(税込)+送料715円(税込)~
タオルウォーマー選びのアドバイス
ボディ系やヘッドスパの施術をするサロンには必須アイテムになってくるのがタオルウォーマーです。
タオルウォーマーは収納できる容量を目安に考えましょう。
ホットタオルの準備はついつい忘れがちになりやすい準備です。
サロンが忙しくバタバタした時に補充していなかったなんてことにならないように、最低でも5人分の施術で使用する余裕をもった容量にすることがおすすめです。
種類もそれほど多くなく扉が前開き、横開きタイプのモノか、機能面では冷却機能が付いているモノや消毒・殺菌機能が付いているモノがあります。
一番はタオルの使用する容量で選びましょう。
参考にURLリンクを貼っておきます。
タオルウォーマー8L:8,580円(税込)+送料495円(税込)~
ヨウ子さんは今のところ必要ではないですね。
今のところ必要ないです!
UVクリーン選びのアドバイス
必須とまではいかないですが、脱毛メニューをされるサロンさんにはあった方が良いのがUVクリーナーです。
電動シェーバー類の刃は使い捨てと言うわけにはいかないので、衛生面を重視される方には重宝します。
UVクリーナーに入れて置くだけで紫外線効果で、付着した細菌、ウィルス、カビ等の菌類を抗菌・除菌してくれます。
スポンジ・パフやサロンに置いておくアメニティ類の殺菌・消毒も可能です。
参考にURLリンクを貼っておきます。
UV クリーンシステム:6,578円(税込)+送料715円(税込)~
パソコン・タブレット選びのアドバイス
こちらも必須とまではいかないですが、予約管理や売上管理、ホームページの管理、デジタル広告出稿、請求書作成、電子領収書の保存等々の作業がスムーズになる為、用意するに越したことはないでしょう。
上記の事をスマホでもできないわけではないですが、どうしても画面が小さく見ずらいといったことが起こります。
サロン専用のパソコンを用意するとまでは言いませんが、個人的には持ち運びができるノートパソコンはあった方が良いかと思います。
最新のパソコンは必要なく、ネットが使えてエクセル、ワード、PDFが使用できるモノであれば大丈夫でしょう。
新品であれば5.6万前後、中古であれば4.5万円ぐらいで購入できます。
タブレットはエアペイを申し込むと無料でついてくるキャンペーンをやっている場合もあるので、確認後、カード決済の申込みしておきましょう。
参考にURLリンクを貼っておきます。
新品ノートパソコン
中古ノートパソコン
エアペイ
テーブルとソファ選びのアドバイス
お客様をカウンセリングする際に、必要になってくるのがテーブルとソファです。
テーブルとソファの選び方のアドバイスとしては、ダイニングテーブルタイプの高いモノではなく、低めローテブル系の方がおすすめです。
サロンの広さが1ベットで20帖以上などの広い場合は良いですが、サロンがそこまで広くない場合はテーブルやイスが高いと圧迫感があり狭く感じてしまいます。
ゆったりする場所のはずが、かえって窮屈に感じてしまっては雰囲気も台無しです。
だからと言ってソファの座面の高さが床から10㎝なんてモノもやめて下さいね。家感がすごく出ます。
座面は床から35㎝以上のモノを選びましょう。
また、ご紹介などで友達、知人同士、家族でサロンに来られることもありますので最低でも2人は座れるモノにしましょう。
テーブルも同じ高さぐらいで、カウンセリングシートを書くスペースと飲みものを置けるスペースが確保できるサイズが良いでしょう。
デザインや材質、カラーはサロンコンセプトにそったもので、予算を計算しながら選びましょう。
最近では安価でデザイン性の高いモノも多くありますので、ある程度予算を決めて選んだ方がスムーズに決まりますよ。
ちなみに私の場合はソファ3万以内、テーブル1.5万円以内で探し、5年以上使用しておりますがまったく耐久性も問題なく使用できています。
ハンガーラック選びのアドバイス
ハンガーラックやハンガーツリーはお客様のコートや服などをかけるのに必須のアイテムになります。
内装をするテナントの場合ハンガーフックの金具だけを取り付けてもらうことが可能ですが、穴を空けてはいけないマンションタイプの場合はラックやツリーを用意しましょう。
フック金具やラックやツリーを用意する場合でもコートをかけれる程度の高さは必要ですので注意して下さい。
サイズも大きいとスペースをとりますので、2.3枚かけれる程度のラック、ツリーで良いでしょう。
どうしてもラックやツリーを置きたくない場合や置き場所がない場合は、ネットやホームセンターで壁やクローゼットに引っ掛ける壁掛け専用フックセットもありますので見てみて下さい。
壁掛けハンガーラックセットは3,000円程度でデザインも色々ありますよ。
ドレッサー選びのアドバイス
フェイシャルメニューをおこなうサロンで必須なのが、化粧直しをするドレッサーです。
お察しの通りドレッサーは場所をとります。
値段もピンきりで、役割としてはシンプルにテーブルにイス、鏡があれば問題ないです。
ただ言えるのは、見栄えとサイズの問題だけです。
ドレッサーはセットのモノでも良いですし、単品で用意するのも良いでしょう。
このドレッサーを置きたいといったことがなければ、他の場所をとるベッドや機器、ソファーやテーブルを決めた後でサイズを測って選びましょう。
ヒートマット選びのアドバイス
ヒートマットは必須ではないですが、あれば重宝する商品なのでご紹介させて頂きます。
痩身施術やリラクゼーション施術をされるサロンには必要性を感じるモノにはなりますが、冬場の寒いシーズンにも活躍してくれる商品になります。
ヒートマットがあるなしで、温かさが段違いでお客様にも温かいと喜んで頂けること間違いなしです。
痩身施術やオイル施術をするサロンは防水加工のヒートマットをおすすめしますが、痩身施術やオイル施術をしないサロンは、正直ベッドサイズの電気カーペットで問題ないです。
値段もヒートマットの3分の1ぐらいで購入できますので、ネットや家電量販店で探してみて下さい。
参考にURLリンクを貼っておきます。
タイマー機能付ヒートマット:14,080円(税込)
サロン開業に必要な備品「消耗品類」を紹介
次に「消耗品類」を紹介していきます。
消耗品も「セブンビューティー」で購入した場合の価格とURLも貼っておきます。
※販売価格が変動している可能性もありますのでご了承下さい。
タオルやシーツのリネン類選びのアドバイス
エステの施術で欠かせないのが、タオルやシーツのリネン類になります。
フェイスタオル
施術で使う枚数は施術内容やサロンによって違いますが、目安としては1日6人施術をする場合の枚数×最低3日分は最初に準備しておくと良いでしょう。
ただし3日分だと毎日洗濯する必要がありますので、雨で乾かない場合もありますし、洗濯を忘れていた。なんてこともあります。
余裕が欲しい方は予備も含めて5日分を購入しておきましょう。
カラーも何色かありますので、使用用途に応じてカラーを変えるとわかりやすいですよ。
例フェイシャルはサンド、ボディはモカなど。
厚さは基本的に好みで良いかと思いますが、タオルウォーマーを使用する場合は薄めのタオルの方が良いでしょう。
フェイスタオル綿100%(6枚入り)(250匁) :1,430円(税込)
フェイスタオル綿100%(6枚入り)(190匁) :880円(税込)
ベッドカバー
こちらは無くても良いのですが、個人的におすすめなのでご紹介させて頂きます。
ベッド下のスペースを活用できるのがこちらのベッドカバーになります。
どれだけ幅のあるタオルシーツを使用してもベッドの足元までの長さが足りないため、下にモノを置いていると見えてしまい見た目が良くありません。
そこでこのベッドカバーをかけることにより、足まですっぽりと覆うことができ下にモノを収納していても見えなくなります。
美容機器の付属品を収納したり、消耗品の在庫を置いたりすることもできますので非常に便利です。
ベルベットベッドカバー:7,480円(税込)
ベッドシーツ・タオルケット
タオルケットとベッドシーツも予備は必ず購入しましょう。
タオルケットとシーツは毎日変えるというより、個人的に1週間に1回や3.4日に1回程度変えるといった感じですので、3枚程用意しておきましょう。
ただしオイルを使用するボディ施術の場合は、オイルがよくシーツにつきますので、1日1枚目安で5枚は用意しておきましょう。
参考にURLリンクを貼っておきます。
エコ大判タオルシーツ120cm×215cm:2,046円(税込)
タオルケット90cm×160cm:2,046円(税込)
ペーパーシーツ・ピローシート
脱毛施術、オイル施術やボディ施術をされるサロンには必須アイテムです。
種類も非防水タイプと防水タイプ、ビニールタイプの3種類ありますので使い分けましょう。
脱毛施術をされるサロンは非防水タイプのホワイトがおすすめで、剃り残しをシェービングした際に落ちる毛がタオルシーツに絡まるのを防いでくれ、ジェルがついても捨てればOKです。
モカなどの濃い色を使用していると、間違ってシーツに光があたると穴があいてしまいますので注意して下さい。
オイルやクリームを使う施術をされるサロンは防水タイプのモノを使用し、タオルシーツにオイルやクリーム類がつくのを防ぎましょう。
さらにオイルの量が多い施術をされる場合は、ペーパーシーツの下にビニールシートを敷きオイル染みを防ぎましょう。
また衛生面を気にされる方で毎日シーツを交換したくない方にも、非防水のペーパーシーツはおすすめです。
頭皮は汗やニオイが多い部分になりますので、ピローシートも合わせて使いましょう。
お客様から見ても使い捨てのペーパーシーツが敷いてあると、安心感もあります。
参考にURLリンクを貼っておきます。
ペーパーシーツ (防水タイプ)4ロール:5,434円(税込)
ペーパーシーツ (非防水タイプ) 4ロール:4,598円(税込)
ビニールシート (オイル/電気マット用) :1,045円(税込)
ピローシート 200枚:968円(税込)
エステローブ・エステガウン・ペーパーショーツ・ペーパーブラ
施術の際にお客様に着替えていただくエステローブ・エステガウン・ペーパーショーツ・ペーパーブラは必須アイテムです。
フェイシャル施術では、顔のみの施術であれば着替えは不要ですが、デコルテまで施術する際はローブが必要になります。
オイルで全身施術の場合は、ペーパーショーツ・ペーパーブラに着替えてもらいましょう。
脱毛施術では、施術部位のみの着替えでOKです。
といった感じで施術内容によって使い分けをするのですが、タオル系のローブやガウンを毎回使用していると、着数も用意しなければいけませんし、洗濯もかなり大変になります。
コンセプトもあると思いますが、可能な範囲でペーパー系の使い捨てのモノを使用した方が後が楽で良いでしょう。
ショーツの形は施術者が施術しやすいモノで、厚さは薄いと透けたり破けたりしやすいので厚めのモノが良いでしょう。
参考URLリンクを貼っておきますね。
ペーパーブラ ひも留め50枚入:979円(税込)
ペーパーショーツ50枚入:990円(税込)
エステガウン(タオル生地・ゴム留め):1,650円(税込)
ペーパー ガウン 前開き50枚入:2,530円(税込)
ヨウ子さんは、フェイシャル施術ですので、デコルテまで施術される際は前開きのペーパーガウンがおすすめですよ。
施術用基礎化粧品
施術用の化粧品類はお店のコンセプト部分にもなりますので、ご自身で気に入ったものを使用しましょう。
間違っても施術用の化粧品と店販品用の化粧品を別のモノにしないでくださいね。
同じものを使わないと、お客様に良さが伝わらないので、施術で使用する化粧品類は必ず店販品用も用意して下さい。
フェイシャル化粧品をまだ検討中の方は、美ヨウ部でも取扱いをしている「セルマン化粧品」がすごくおすすめです。
肌が生まれ変わりますよ!
脱毛施術後のボディに使用する保湿化粧品は大量に使用しますので、こだわりがなければ低刺激でしっかり保湿できる化粧品であれば良いかと思います。
安くて容量も多いおすすめの化粧品を貼っておきます。店販用もあり店で販売もしています。
参考URLリンクを貼っておきますね。
セルマン化粧品
<TODAYS BRIDAL> アクアクリーム R 240g:2,530円(税込)
<TODAYS BRIDAL> アクアローション R 500mL:2,310円(税込)
ヨウ子さんは、サロンで使用する化粧品は決まっていますか?
絶賛愛用中です♡
メイク道具・アメニティ
メイク道具は必須ではありませんが、あればお客様に喜ばれますので最低限は用意しておきましょう。
化粧品と同じシリーズのメイク商材があれば、そちらを優先して置いて下さい。
ただし、メイク道具が揃ってるがゆえに化粧直しに時間がかかってしまい、次のお客様の時間になってしまうといったこともありますので、個人的には最低限のベースメイク用品で良いかと思います。
アメニティは、手鏡・ヘアアイロン・ドライヤー・生理用品・ヘアゴム・コットン・綿棒・ブラシ・くし・マスクなどあれば問題ないでしょう。
自分が必要だなと思うモノを予算内で揃えて、足りないモノがあれば後から追加して下さい。
衛生用品「掃除用品」
衛生用品、掃除用品はサロンをキレイにしておくために必要な用品になります。
常にきれいな状態にしてお客様をお出迎えしましょう。
・スリッパ
・ハンドソープ
・消毒用アルコール
・次亜塩素酸水
・トイレ清掃用品
・水回り清掃用品
サロン開業に必要な「その他備品」を紹介
最後に備品類の「その他家具・家電・文具/小物用品」を紹介していきます。
その他の家具と家電は必要になるか、ならないかは物件次第のところもありますが一応「備品リスト」に記載しております。
その他家具
受付台
受付台はあれば便利ですが、なくても大丈夫です。
優先順位的にも低いです。
広いテナントタイプの物件であれば、入り口付近に設置も良いかと思いますが、今回例に挙げているサロン例は小規模サロンになりますので場所の確保が難しいかと思います。
テナントの場合、内装業者さんに依頼する際に受付台を設置してもらえるか?と設置費用を確認しておきましょう。
値段が高い場合は、ホームセンターなどで購入しましょう。
ヨウ子さんの物件は受付台を置けそうですか?
クローゼット
マンションタイプには備え付けのクローゼットが設置されているので必要性はないかと思いますが、テナントの場合収納スペースを確保しなくてはなりません。
受付台同様、内装業者さんに依頼する際に収納棚を設置してもらえるか?と設置費用を確認しておきましょう。
値段が高い場合は、ホームセンターなどで購入しましょう。
そう言えば、ヨウ子さんの物件は収納スペースはどうですか?
ラグマット
ラグやマットも印象を変えるインテリアの一つですので、サロン全体のコンセプトと雰囲気にそったものを選びましょう。
それと気を付けて欲しいのが、ベッド周りにラグやマットを敷く際は、美容機械やワゴンの移動の邪魔にならないようにして下さい。
ラグやマットの端にコマが引っかかって転倒させてしまう可能性があるので要注意です。
ヨウ子さんは決まってますか?
カーテン・ブラインド
カーテンやブラインドもできるだけ無地でシンプルなモノが良いでしょう。
変にこだわって、カーテンの柄が際立って浮いているなんてことにならないよう注意して下さい。
カーテンには遮光1級2級などの級表示がありますが、「完全に真っ暗を希望するなら1級」「人の表情が分かるレベルを希望するなら2級・3級」程度ですので、部屋をどういった雰囲気にされたいかで決めると良いでしょう。
ヨウ子さんはどんなものにしましたか?
参考にURLリンクを貼っておきます。
遮光1級・遮熱カーテン(無地・ホワイト)100×200×2:6,090円(税込)
照明・ライト
照明やライト類は雰囲気をつくるのに必要なアイテムになります。
ただし、施術するスペースのライトは調整可能なモノを選びましょう。
ビフォアフター写真の撮影で暗いと映りがとても悪いですし、特に脱毛施術をするのに暗いと、毛が見えにくいと施術もやりにくくなります。
サロンの雰囲気も大事ですが、施術のしやすさも考慮しましょう。
入口やカウンセリングスペースにシャンデリアを飾るとすごくおしゃれな雰囲気がでますよ!
最近はアマゾンでも安価で売っていますよ!
参考にURLリンクを貼っておきます。
アマゾン:シャンデリア
その他家電
冷蔵庫
冷蔵庫は必須とまでは言いませんが、個人的にはないと困る家電になります。
お客様に冷たい飲み物を提供したり、脱毛施術で赤みが出た際に冷やす保冷剤を入れておかなければなりません。
逆に飲み物を提供する事や保冷剤を冷やす以外に使用用途もないため、小さなモノで大丈夫です。
飲み物やパックを冷やす程度であれば45Lの小さいサイズがおすすめです。
冷凍機能も必要となれば90Lの2ドアタイプの冷蔵庫にしましょう。
また置き場所が、目立つようであれば内装をそこなわないように色やサイズを選んで購入しましょう。
値段も2ドアタイプで2万円程度です。
掃除機
掃除機も必須とまでは言いませんが、個人的にはないと困る家電になります。
床の材質がフローリングなどの場合はクイックルワイパーで拭いて掃除出来ますが、テナントで多いカーペットタイルでは掃除機は必要になってきます。
コロコロで掃除できなくはないですが、時間もかかるし大変です。
カーペットタイルの場合は諦めて掃除機を買った方がラクです。
洗濯機
洗濯機はタオルの使用枚数にもよりますが、マンションタイプであればあってもいいかなぐらいで、個人的になくても良いかと思います。
テナント物件の場合、設置が難しいこともあり検討することもないかと思いますが、洗濯をどうするかも予め考えておいて下さいね。
タオルを1日30枚以上やシーツを毎日交換するといった場合や家から遠い、電車で通勤される方であれば、洗濯機の購入を検討しても良いでしょう。
まとめて業者に依頼するやコインランドリーに行くという方法もあります。
ヨウ子さんは洗濯物どうされますか?
音楽プレーヤー・スピーカー
音楽も空間演出のうちの一つですので、サロンにあったBGMを流しましょう。
さりげなく流すだけなので、高価なモノは必要ありません。
Bluetoothのスピーカーを購入して、自分のスマホからBluetoothで音楽を飛ばせますが、音楽の途中で着信音が鳴ったり、電池消耗が早くなりますのでおすすめしません。
Bluetoothのスピーカーを使用される場合は電池式ではなく電源コード式に、使用していないスマホかオーディオ端末を使いましょう。
個人的におすすめなのが電源式のCDプレーヤーで、5,000円程で購入できリラクゼーションCDも100均で購入できます。
ヨウ子さんはサロンの音楽はどうされますか?
レジ・金庫
レジもあれば便利ですが、なくても問題はありません。
レジを設置される場合はPOSレジの「エアレジ」がおすすめです。
月額費用も0円で利用でき売上管理から在庫管理、クラウド会計ソフトと連携も可能で一括して管理できます。
周辺機器は有料で、「Airレジ スターターパック」でiPadなしで52,400円(税込)になりますが、エアペイのキャンペーンをやっていればiPadが無料でついてきます。
周辺機器なしでもエアレジ機能のみを使用することも可能なので検討してみても良いでしょう。
レジを使用しない場合、アナログの管理になります。
キャッシュドロアと言われるお金を置いておくボックスを用意するか、金庫や専用ケースを用意するかになります。
アナログ管理の場合、お客様からレシートが欲しいと言われると、手書きの領収書を渡さなくてはなりませんのでそこだけ手間になります。
どちらにするかはサロンをはじめてからでも遅くありませんので、必要に応じて決めて下さい。
リンク貼っておきます。
エアレジ
ヨウ子さんレジはどうされますか?
電話
予約を受ける際に必ず電話が必要になってきます。
固定電話にするか、携帯にするかはどちらでも構いません。
固定電話の方がお客様からすれば、お店感もあり安心する材料になるかもしれませんが、最近ではLINEやネット予約が多い為そこまで気にしなくても大丈夫かと思います。
携帯電話にする際は、キャリアによって電波が入りにくい場合もありますのでそこだけ注意が必要になります。
電波が問題なく入るエリアであれば、楽天mobileが端末代抜きで月額税込み1,078円と安く利用できるのでおすすめです。
ヨウ子さん電話はどうされますか?
その他文具・小物用品
ここまで長かったですが、本当に最後の紹介です。
・エステティックサービス契約書
・概要書面
・手板/ボード
・ペン
・クリアブック(BA写真・メニュー表入れ)
・クリアブック(カウンセリングシート入れ)
・2リングブックファイル(顧客シート管理)
・ホワイトボード(説明用)
・名刺
・サロン名ゴム印
・サロン名印鑑
・収入印紙
・領収書
・時計
・封筒
・電卓
・食器類
・ディフューザー
・スタンドミラー
・プラスティックボウル×2
・フェイシャルスポンジ 厚さ10mm
・ユニフォーム
まとめ
以上が必要最低限の備品類になります。
今回もここまで記事をお読み下さりありがとうございました。
ヨウ子さんの購入した備品リストはこちらになります。
【ここをクリックすると開けます】
掲載した備品につきましては、必要か不要かは最終皆さんに判断してもらえればと思います。
最初にオープンだからと言って備品類をあれこれ大量に購入する方もいらっしゃいますが、小物類は足りなければ、後から買い足しといった感じで大丈夫です。
まずは最低限だけ揃えましょう。
いざ物件を借りてから、一から準備するとなるとバタバタになります。
備品選びも意外と時間がかかりますので、時間に余裕があるときに前もって必要なモノを調べ、リスト化し金額を調べれるものは記入していきましょう。
リスト化できれば、予算と相談しながら備品を選んで下さい。
ステキなサロンに仕上げて下さいね!
次は「開業届と確定申告」について解説していきます。